ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

delete( objects , [all=boolean], [attribute=string], [channels=boolean], [constraints=boolean], [constructionHistory=boolean], [controlPoints=boolean], [expressions=boolean], [hierarchy=string], [inputConnectionsAndNodes=boolean], [shape=boolean], [staticChannels=boolean], [timeAnimationCurves=boolean], [unitlessAnimationCurves=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

delete は、取り消し可能、照会不可能、および編集不可能です。

選択したオブジェクト、すべてのオブジェクト、コマンドで指定したオブジェクトの削除に使用します。フラグを使用し、このコマンドが動作するオブジェクトのタイプをフィルタ処理してください。

指定した項目以外が削除されることもあります。たとえば、NURBS サーフェス上で同じ「行」 の 2 つの CV を削除すると、行全体が削除されます。

戻り値

なし

フラグ

all, attribute, channels, constraints, constructionHistory, controlPoints, expressions, hierarchy, inputConnectionsAndNodes, shape, staticChannels, timeAnimationCurves, unitlessAnimationCurves
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
all(all) boolean create
シーンに含まれる指定した種類のすべてのオブジェクトを除去します。このフラグは、以下のフラグと一緒に使用します。
attribute(at) string createmultiuse
選択するアトリビュートのリストです。

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。
channels(c) boolean create
シーン内のアニメーション チャネルが除去されます。すべてのチャネルを除去できますが、上のオプションを指定して削除対象のチャネルを絞り込むこともできます。
constraints(cn) boolean create
選択したコンストレイントと選択したノードにアタッチされたコンストレイント、またはシーン内のすべてのコンストレイントが除去されます。
constructionHistory(ch) boolean create
指定または選択したオブジェクトのコンストラクション ヒストリが除去されます。
controlPoints(cp) boolean create
このフラグは、アトリビュートのリストにシェイプのコントロール ポイントを含めるかどうかを明示的に指定します(「-s」フラグを参照)。既定: false。(「pasteKey」コマンドでは無効)。

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。
expressions(e) boolean create
シーン内のエクスプレッションが除去されます。すべてのエクスプレッションを除去できますが、上のオプションを指定して削除対象のエクスプレッションを絞り込むこともできます。
hierarchy(hi) string create
階層展開オプションです。有効な値は、「above」、「below」、「both」、「none」です。(「pasteKey」コマンドでは無効)。

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。
inputConnectionsAndNodes(icn) boolean create
指定したアトリビュートの入力接続が解除され、残された未接続ノードがすべて削除されます。グラフは、削除できないノードが出現するまで調べられます。
shape(s) boolean create
トランスフォームの下にあるシェイプのアトリビュート(「controlPoints」以外)も考慮します。既定: true。(「pasteKey」コマンドでは無効)。

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。
staticChannels(sc) boolean create
シーン内のスタティックなアニメーション チャネルが除去されます。すべてのスタティックなチャネルを除去できますが、上のオプションを指定して削除対象のチャネルを絞り込むこともできます。
timeAnimationCurves(tac) boolean create
-c/channels と -sc/staticChannels フラグを変更します。true の場合、時間入力アニメーション カーブ(「setKeyframe」で作成されたものなど)に接続されたチャネルのみが削除されます。false の場合、時間入力アニメーション カーブは削除されません。既定: true。
unitlessAnimationCurves(uac) boolean create
-c/channels と -sc/staticChannels フラグを変更します。true の場合、単位なし入力アニメーション カーブ(「setDrivenKeyframe」で作成されたものなど)に接続されたチャネルのみが削除されます。false の場合、単位なし入力アニメーション カーブは削除されません。既定: true。
フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# To delete selected objects use:
cmds.delete()

# To delete a few specific objects like surfaceShape1, surface1 and
# paramCurve1 use:
cmds.delete( 'surfaceShape1', 'surface1', 'paramCurve1' )

# To delete all channels in the scene:
cmds.delete( all=True, c=True )

# To delete static channels connected to selected nodes:
cmds.delete( sc=True )

# To delete motion path nodes connected to selected nodes:
cmds.delete( mp=True )

# To delete all expressions in the scene:
cmds.delete( all=True, e=True )

# To delete selected constraints and constraints attached to selected nodes:
cmds.delete( cn=True )

# Notes:

# The at, h, s and cp flags only apply when either c/channels
# or sc/staticChannels or e/expressions options are specified.