AutoCAD Architecture 2021 ツールセット リリースの主な機能強化の概要は次のとおりです。
AutoCAD Architecture 2021 ツールセットでは、お客様からのフィードバック、アンケート、分析データに基づいて開発の優先順位が決定され、機能強化が行われています。いくつかの機能が新しく見直され、専門分野にわたり頻繁に使用される多くの機能が効率化されました。このリリースの図面形式は、引き続き AutoCAD 2018 です。開発者の場合は、API 断続リリースです。
Autodesk Revit コンテンツ
約 175 個の新しい MVBlock とブロック参照が、DesignCenter の AutoCAD Architecture (US インペリアル)およびAutoCAD Architecture (US メートル)コンテンツ パックに追加されました。追加されたコンテンツは、英語以外の言語のメートル プロファイルで使用できます。コンテンツには、衛生器具、家具、設備、駐車場、フード サービス、照明、サステナブル デザインなどが含まれます。
雲マークの機能強化
AutoCAD 2021 の雲マークの機能強化は、AutoCAD Architecture 2021 ツールセットの雲マーク(ANNOREVISIONCLOUDADD)にも適用されます。
選択した雲マーク オブジェクトの弦の長さは、[プロパティ]パレットで、パレットのショートカット メニューから、または新しい REVCLOUDPROPERTIES[雲マークのプロパティ]コマンドで変更することができます。REVCLOUDPROPERTIES[雲マークのプロパティ]コマンドは、雲マークの色や画層などの他のプロパティも更新します。
雲マーク オブジェクトを選択すると、[プロパティ]パレットにオブジェクト タイプとして、[ポリライン]ではなく[雲マーク]と表示されるようになりました。雲マークは基本的にはポリラインのままですが、追加の円弧プロパティとグリップ スタイルを切り替えるオプション(システム変数 REVCLOUDGRIPS)があります。
注: 注釈尺度は、新しい REVCLOUDPROPERTIES コマンドを使用して変更した円弧の弦の長さでは機能しません。
図面比較の読み込み
2 つの図面を比較した後に、違いとして表示される
AutoCAD Architecture オブジェクトを読み込むことができるようになりました。
ハイライト表示されている相違部分(赤色)を比較図面から現在の図面に読み込むことができます。読み込むと、それらのオブジェクトは両方の図面に存在するようになり、自動的にグレーになります。現在の図面に読み込むことができるのは、現在の図面に存在しないオブジェクトのみです。
外部参照比較
AutoCAD 2021 の外部参照比較の機能強化は、Architecture オブジェクトを含む AutoCAD Architecture 図面にも適用されます。
比較機能の主な強化点は、現在の図面に外部参照図面としてアタッチされている図面ファイルに加えられた変更を比較して確認できるようになったことです。参照図面または比較図面に対する変更は、雲マークを使用して強調表示されます。
参照図面が変更された場合、アプリケーション ウィンドウの右下コーナー(ステータス バーのトレイ)にバルーン メッセージが表示されます。変更された外部参照を再ロードするか変更を比較するには、バルーン メッセージ内のリンクをクリックします。[外部参照]パレットで外部参照の変更を比較することもできます。
アイコンの更新
頻繁に使用するダイアログ ボックスやパレット内のアイコンが更新され、作図領域に集中できるようにが最適なコントラストが実現されました。
その他の機能強化
- 時々発生するクラッシュ
- [組合せ窓]のグリッドを編集してもクラッシュしなくなりました。
- 図面でクリップ体積を選択してもクラッシュしなくなりました。
- 図面でマルチ ビュー ブロックを選択してもハングしません。
- マイグレーション
- 旧リリースから図面をマイグレートしたとき、同期が完了していないとコマンド ラインに警告が表示されるようになりました。
- 旧リリースから設定をマイグレートした後に、キーノートを追加できるようになりました。
- 断面図または立面図
- 断面図または立面図ジオメトリの編集中でも、OSNAP[オブジェクト スナップ設定]コマンドが正しく動作するようになりました。
- 水平断面図が、外部参照図面をアタッチしたときに正しく動作するようになりました。
- 断面図を分解した後に、[プロパティ]パレットに外部参照オブジェクトの正しい画層情報が表示されるようになりました。
- IFC
いずれかのコンポーネントがエラーの原因である場合でも、IFC の読み込みが正しく機能するようになりました。
- 部屋タグ
回転した UCS では、スペースの作成時に部屋タグが正しい回転で配置できるようになりました。
- 壁
- 異尺度対応壁ハッチングが、外部参照として別の図面にアタッチされたときに正しく表示されるようになりました。
- [壁スタイル プロパティ]ダイアログ ボックスのサイズが、次の起動時に保持されるようになりました。
- プロジェクト ナビゲータ
Microsoft® Windows® 10 バージョン 1803 以降のコンピュータでは、特殊文字を含むフォルダとファイルが[プロジェクト ナビゲータ]で正しく表示されるようになりました。
- 分類定義
- マルチビュー ブロックのコピーと貼り付けを行うと、分類カテゴリ名が番号の接尾辞とともに自動的に複製されることはありません。
- サブカテゴリ名が重複する分類定義を持つマルチビュー ブロックのコピーと貼り付けを行う際のパフォーマンスが改善しました。
- 印刷
隠線処理表示スタイルに変更すると、印刷プレビューは CTB ファイルの設定に従って正しく表示されます。
- プロジェクトの同期
ネットワークでホストされているプロジェクトでプロジェクト標準仕様を同期するときのパフォーマンスが改善しました。
- ダイナミック入力
次の点のプロンプトで、ポリラインのダイナミック入力プロンプトがすべての角度で正しく表示されるようになりました。
AutoCAD Architecture ツールセットでは、AutoCAD の新機能の大部分が活用されています。詳細は、ヘルプのトピック「AutoCAD 2021 の新機能の紹介」を参照してください。