ArcGIS プロバイダは ESRI ArcObjects 10 API を使用します。Infrastructure Map Server では使用できません。
ArcGIS からフィーチャを取り込むには
- [表示マネージャ]で、[データ] > [データ接続]の順にクリックします。
- [データ接続]ウィンドウで、[プロバイダによるデータ接続]リストの[ArcGIS 接続を追加]を選択します。
- [接続名]に、この接続の名前を入力します。
- 中央管理されているジオデータベースに接続している場合、次の操作を行います。
- ファイルベースまたは個人のジオデータベースに接続する場合は、[ファイル/パーソナル ジオデータベース]タブをクリックし、[ソース ファイル]でファイルを指定します。
- [接続]をクリックします。
- フィーチャ クラス リストから、マップに含めるフィーチャ クラスを選択します。
このフィーチャ ソースにフィーチャ クラスが 1 つだけ存在する場合、そのフィーチャ クラスが自動的に選択されます。複数のフィーチャ クラスが含まれる場合、次のいずれかを実行できます。
- 座標系が正しいことを確認します。必要に応じて、不正な座標系を変更できます。
ArcGIS から画層を取得して、座標系が認識されない場合、画層のロードに失敗する場合があります。 画層をロードするには、座標系を割り当てます。
- [マップに追加]をクリックします。
データのサブセットを取り込むには、下向きの矢印をクリックして[クエリーによってマップに追加]を選択します。
ArcGIS プロバイダ用に直接接続を設定するには
- 下層のデータベースへの接続を設定します。
Oracle データベースの場合:
- AutoCAD Map 3D ツールセットを実行しているクライアント コンピュータに Oracle Client ソフトウェア(32 ビット)をインストールします。
- データベース コンピュータのファイアウォールで Oracle ポート(例: 1521)を開きます。
- Oracle Net Manager ツールを使用して、ターゲット データベースの tnsnames エントリを設定します(または、tnsnames.ora を手動で更新します)。
- SQL Plus を使用してターゲット データベースへの接続をテストします。
SQL Server データベースの場合:
- AutoCAD Map 3D ツールセットを実行しているクライアント コンピュータに SQL Native Client ソフトウェアをインストールします。
- データベース コンピュータのファイアウォールで SQL Server ポート(例: 1433)を開きます。
- ターゲット SQL Server データベースを設定してリモート接続をサポートするようにします。
- SQL Server Management Studio を使用してターゲット データベースへの接続をテストします。
- 接続パラメータを修正します。
Oracle データベースの場合は、次のパラメータを設定します。
- サーバ名: サーバの名前または IP アドレスを指定します。
- インスタンス名: クライアント上の Oracle のバージョンに応じて、次のいずれかを実行します。
- sde:oracle と入力し、Oracle 12c R1 または R2 クライアントと接続します。
- sde:oracle11g と入力し、Oracle 11g R2 クライアントと接続します。
- ユーザ名: Oracle Server 上の有効なユーザ名を指定します。
- パスワード: <パスワード>@<OracleSID> の形式で入力します。OracleSID は、ステップ 1 でクライアントに設定された SID です。
- データストア: sde などのデータストア名を手動で入力します。
- バージョン: バージョンを手動で入力します。バージョンの指定がない場合は、ルート バージョンが既定の値になります。 パスワードの代わりに、OracleSID とインスタンス名を入力することもできます。たとえば、sde:oracle:orcl のようになります。
SQL Server データベースの場合、次のパラメータを設定します。
- サーバ名: サーバの名前または IP アドレスを指定します。
- インスタンス名: MSSQLSERVER の既定のインスタンスを使用する場合は、sde:sqlserver:<サーバ名> を入力します。それ以外の場合は、sde:sqlserver:<サーバ名>¥<インスタンス_名前>を入力します。
- ユーザ名/パスワード: SQL Server データベースで有効なユーザ名を指定します。
- データストア: sde などのデータストア名を手動で入力します。
- バージョン: バージョンを手動で入力します。バージョンの指定がない場合は、ルート バージョンが既定の値になります。