AutoCAD ベースの製品で作成された図面ファイルに直接アクセスできます。
DWG TrueView を使用すると、次のことができます。
- DWG および DXF ファイルを開く、表示する。
- 図面から距離、質量、体積などのジオメトリ情報を取得する。
- DWG ファイルをプロッタに出力する。
- DWG ファイルから DWF、DWFx、PDF、JPG、PNG ファイルを作成する。
- 図面セットやシート セットをプロッタまたは DWF、DWFx、PDF ファイルにパブリッシュする。
- DWG ファイルを AutoCAD Release 14 以降のバージョンの形式に相互に変換する。
DWG TrueView を使用する上で AutoCAD の使用経験は必要ありませんが、AutoCAD の画層の働きや、ページ設定、印刷、パブリッシュ ダイアログ ボックスの使用法を理解しておくと役に立ちます。
対応しているファイル形式
AutoCAD ベースの製品で作成された図面情報は、以下に示す 3 つのファイル形式で保存したり書き出したりすることができます。
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DWG 図面ファイル形式は、AutoCAD ベースの製品のネイティブなファイル形式です。DWG TrueView を使用すると、バージョンに関係なくすべての図面ファイルを開き、AutoCAD Release 14 以降の DWG ファイル形式で保存できます。
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DXF (図面交換形式)は、オートデスク製品、サードパーティ アプリケーション、オートデスク以外の製品間で相互運用するために使用されるパブリッシュ ファイル形式です。
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DWF (Design Web Format)と DWFx (DWF for Windows XPS Viewer)は、AutoCAD ベースのアプリケーションを利用できないチーム メンバー、ベンダー、クライアント、協力業者、顧客と図面ファイル情報を共有する場合に適しています。
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PDF (Adobe's Portable Document Format)は、チーム メンバやクライアントと図面を共有するために、最も一般的に使用されているファイル形式の 1 つです。
注: DWG ファイルを旧ファイル形式で保存すると、それ以降のバージョンの AutoCAD ベースの製品で導入された機能は失われます。また、カスタム オブジェクトを使用している場合も、考慮すべき要因があります。「
カスタム/プロキシ オブジェクトを表示する」を参照してください。
製品の制限事項
DWG TrueView には、DWG の表示、パブリッシュ、変換に関して制限があります。DWG TrueView では、図面ファイルを変更したり保存することはできません。オートデスクの Web サイトから無償で入手可能なその他の関連製品には、次のものがあります。
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Autodesk Design Review: DWF、DWFx、PDF 形式を使用して、AutoCAD ベースの製品で作成された図面ファイルを確認、マークアップ、保存、印刷できます。
- Autodesk AutoCAD モバイル アプリ: いつでも、どこでも、スマートフォンやタブレットから CAD 図面や DWG ファイルを開き、表示し、作業することができます。
- AutoCAD Web アプリ: いつでも、どこでも、AutoCAD で DWG ファイルを開き、表示し、作業することができます。
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Autodesk A360 モバイル アプリ: モバイル デバイスで 3D および 2D DWG/DWF ファイル、および Autodesk Revit および Autodesk Navisworks ソフトウェア ファイルを開き、表示し、操作することができます。