オプション ファイル内でライセンス タイムアウトを設定することで、ライセンス サーバからライセンスの返還を要求される前に、製品のセッションをアイドル状態にしておける時間を決定します。オプション ファイル内にこのフラグを設定すると、定義したタイムアウト時間以上、コンピュータ上で製品がアイドル状態になると、ユーザのライセンスはライセンス サーバから返還を要求されます。
ユーザのライセンスがアイドル タイムアウトのために失われた場合、ユーザが再度製品を使用すると、製品は新しいライセンスの要求を試みます。ライセンスが使用できない場合、ユーザは製品を終了する前に作業を保存できます。
TIMEOUT パラメータを使用して、ご使用のコンピュータ上のそれぞれのオートデスク製品の個々のライセンス タイムアウトを設定したり、TIMEOUTALL を使用して、ご使用のコンピュータ上のすべてのオートデスク製品の 1 つのライセンス タイムアウトを設定することができます。
TIMEOUT feature_code n
TIMEOUT 構文では、"feature_code" は製品名(ライセンス ファイルの INCREMENT 行で参照されます)で、"n" はライセンス サーバが非アクティブのライセンスを返還要求するまでの秒数です。
たとえば、構文 TIMEOUT Autodesk_f1 7200 は、製品 Autodesk_f1 に対して、ライセンス タイムアウト期間を 7200 秒(2 時間)に設定します。
TIMEOUTALL n
TIMEOUTALL 構文で、"n" はライセンス サーバから無効になったライセンスの返還を要求されるまでの秒数です。
たとえば、構文 TIMEOUTALL 7200 は、すべてのオートデスク製品に対して、ライセンス タイムアウト期間を 7200 秒(2 時間)に設定します。
ライセンス タイムアウトの使用法の詳細は、FLEXnet のドキュメントを参照してください。Windows サーバの場合、ドキュメントの既定のインストール場所は、C:¥Program Files¥Autodesk¥Autodesk Network License Manager フォルダです。Mac OS X または Linux サーバの場合、ドキュメントは Network License Manager フォルダにインストールされます。