ポイントとは、3 つの空間座標で定義された場所です。ポイントにはサイズはありません。
最も基本となる視覚的なエンティティは、ポイントです。ポイントにはサイズはありませんが、位置はあります。
ポイントの位置を定義するには、まず、空間内の任意のポイントを原点とします。
すると、特定のポイントの位置を表す場合に、原点から何単位左(または右)、上(または下)、高い(または低い)という形で表すことができます。
これらの 3 つの数字は、空間におけるそのポイントの 3D 座標を示します。たとえば、原点から7単位右、4単位下、3単位高い位置にあるポイントの3D座標は(7,4,3)になります。
原点を挟んで反対側にあるポイントを指定するには、負の値を使用します。次の例では、(-5, -2, -1)で表されるポイントは、原点の5単位左、2単位上、1単位低い位置にあります。
ただし、コンピュータグラフィックスの世界では、点の位置を「左/右」、「上/下」、「高い/低い」などとは表現しません。3次元のX軸、Y軸、Z軸と表現します。