良質のカーブの作成

良質のサーフェスを作成するには、良質のカーブが必要です。次のガイドラインに従うと良質のカーブが作成できます。

単純なカーブ

目的のシェイプを表現できる最も単純なカーブを使用してください。単純なカーブの方が、サーフェスのレンダリングが簡単かつ高速になります。

単純なカーブを作成する効果的な手順は、以下のとおりです。

  1. まず、スパンを1つ描くことからカーブの作成を始めます。
  2. CVを移動して必要なシェイプを作成します。
  3. シェイプを作成できないときは、エディット ポイントを追加して CV の数を増やします。
  4. 必要なシェイプが得られるまでこれを続けてください。

この繰り返しによって、本当に必要な数のスパンだけがカーブに作成されます。

既存のカーブを簡略化するには、Rebuild curveツールも使用できます。このツールでは、カーブを簡略化でき、しかも設定した許容差内に収まるようにカーブのシェイプが維持されます。

パラメータ設定

多くの場合、カーブの構築には Uniform パラメータ配置が最適です。簡単に正確なロケーションにエディット ポイントを挿入し、カーブをデタッチできるからです。

交点

サーフェス ツールの中にはカーブの交差を必要とするものがあります。

サーフェスの構築のための留意点

カーブ作成の際は、必要なサーフェスを十分に念頭において計画を立てます。サーフェスの構築に使用するすべてのコンストラクション カーブに同数のスパンを配置するようにします。最初はカーブ1つから始め、続いてこのカーブを複製して複数のコンストラクションカーブを作成していくのが簡単なやり方です。

スパンの数が異なるカーブからサーフェスを作成すると、新しいサーフェス上に、追加されたエディット ポイントに対応する追加のアイソパラメトリックカーブが配置されます。この現象はクロスノット挿入として知られるもので、これにより、新しいサーフェスの編集が非常に困難で複雑になってしまいます。