メッシュを作成する

カーブやサーフェスとは異なり、メッシュは Alias で直接作成することはできません。メッシュは、通常、メッシュを含む既存ファイルを開いたときか、NURBS またはクラウド オブジェクトを変換したときに得られます。

メッシュをファイルから読み込む

  1. File > Open または File > Import > File の順に選択して、ポリゴン データが含まれているファイルを開きます。次のファイル タイプでメッシュ オブジェクトを Alias に読み込むことができます。
    • Wire ファイル(メッシュと共に保存されている場合)
    • STL ファイル(バイナリまたは ASCII)
    • OBJ ファイル

    Wire ファイルおよび STL ファイルについては、ファイルのロード中にプログレス バーが表示されます。同じ頂点は自動的にマージされるため、それ以降の操作中のパフォーマンスが改善されます。

これらのファイルタイプでは、約 3 百万ポリゴンもの大きなメッシュを保存することができます。Wire ファイルは最も効率的なフォーマットです。ただし、交換フォーマットとしてはバイナリの STL ファイルの方が OBJ ファイルよりも格段に高速です。

NURBS サーフェスやシェルからメッシュを作成する

  1. メッシュを作成する NURBS サーフェスやシェルをすべて選択します。
  2. Mesh > Mesh Tessellation > Nurbs to Mesh の順に選択します。

    選択したサーフェスやシェルをテッセレーションすることにより、新しいメッシュ オブジェクトが作成されます。

    注:

    オブジェクトのテッセレーション方法を制御するには、オプション ウィンドウのパラメータを使用します。

クラウドからメッシュを作成する

  1. クラウド データを Alias に読み込みます(File > Import > Cloud)。
  2. クラウドを選択します。
  3. Mesh > Mesh Tessellation > Cloud to Mesh の順に選択します。

変形マップからメッシュを作成する

  1. 変形マップをシェーダに割り当ててから、そのシェーダを目的のオブジェクトに適用します。
  2. 変換する変形マップを含んだオブジェクトを選択します。
  3. Mesh > Mesh Tessellation > Displacement Map to Mesh の順に選択します。

    メッシュは変形マップから計算され、アクティブにされました。オリジナルのオブジェクトは非アクティブになりますが、まだオリジナルのロケーションにあります。このオブジェクトは、オブジェクトまたはメッシュが移動されるまで、不透明になることがあります。

以下の例は、「いぼ飾り」模様をつけるためプラスチック コップの外側にプロシージャル変形マップが適用されたNURBSジオメトリを示しています。Displacement Map to mesh ツールを使用して、メッシュの作成に変形テッセレーションが使用されています。

テッセレーションを設定する

変形処理によって良質で、役に立つメッシュを作成するには、Render > Globals または Mesh > Mesh Tessellation > Displacement Map to Mesh のオプション ボックスから Mesh Tolerance パラメータと Displacement Detail パラメータを調整して、テッセレーションの質を制御することができます。