AlToIv は Alias Wire ファイルを SGI OpenInventor フォーマット ファイルに変換します。
| AlToIv [ options ] [-i <infile> [-o <outfile>]] | |
| -h | オンラインヘルプを出力する |
| -binary | 出力をさらにコンパクトなInventorバイナリフォーマットに切り替える。既定は、Inventor ASCIIフォーマット |
| -ascii | ASCII inventorを出力する |
| -verbose | メッセージをすべて表示する |
| -quiet | フィードバックなしの操作を実行する |
| -notransforms | ワールド空間オブジェクトを出力する |
| -alltransforms | 各DAGノードと各オブジェクト空間オブジェクトに、変換を伴うフル階層を出力する |
| -transforms | 各DAGノードと各オブジェクト空間オブジェクトに、必要な変換を出力する |
| -tri | Render Statsウィンドウの設定を使用し、すべてのNURBSサーフェスを三角形に形成する |
| -quad | Render Statsウィンドウの設定を使用し、すべてのNURBSサーフェスを(可能な場合な限り)四角形に形成する |
| -nurb | NURBSサーフェスを出力する |
| -cameras | カメラを出力する |
| -nocameras | カメラを出力しない |
| -instances | AliasインスタンスをInventorインスタンスに変換する |
| -noinstances | Aliasインスタンスをコピーに変換する |
| -inline | 参照ファイルの代わりにインラインテクスチャデータを作成する |
| -noinline | 可能であれば参照テクスチャを作成する(ファイルテクスチャ用のみ) |
| -inventory | AliasマテリアルやテクスチャごとのシングルInventorマテリアルやテクスチャ、オブジェクトごとのインスタンスを作成する |
| -noinventory | オブジェクトごとのInventorマテリアルやテクスチャを作成する |
| -units name | 単位の種類を示す固有の名前を付けて単位を出力する。Nameは以下のとおり。MICRONS、MILLIMETERS、CENTIMETERS、METERS、KILOMETERS、INCHES、FEET、MILES |
| -nounits | 単位を出力しない |
| -scale scale | 指定した量だけInventorファイルをスケーリングする |
| -xres resolution | 非ファイルテクスチャでサンプリングするときのX解像度 |
| -yres resolution | 非ファイルテクスチャでサンプリングするときのY解像度 |
| -noinstances | AliasインスタンスをInventorインスタンスに変換しない |
| 凡例: | |
| -i <infile> | Alias Wireファイルを入力として使用するよう指定する。指定しないと、stdinからの入力になる |
| -o <outfile> | 出力の書込み先としてInvetorファイルを指定する。指定しないと、出力はstdoutに書き込まれる |
詳細については、『The Inventor Mentor: Programming Object Oriented 3D Graphics with Open Inventor』のRelease 2、第11章「File Format」の17ページ、「Reading in Extender Nodes and Engines」を参照してください。
次のセクションでは、Inventorの読み込みトランスレータと書き出しトランスレータ(IvToAlとAlToIv)によって部分的にしかサポートされていないInventorノードの一覧を示します。