DXF (Drawing eXchange Format)は、AutoDesk が開発した冗長な ASCII ジオメトリ フォーマットのこと。ラインや単純な定義のサーフェス、ポリゴン(3D フェース)を保存できます。
DXF ファイルのファイル構造は、次の 4 つの主なセクションに分かれています。
上記は、Autocad 14 の DXF フォーマットに適用されます。
各セクションにはグループ コード 0 で始まり、SECTION 文字列、グループ コード 2、セクション タイプと続きます。1 つのセクションの末尾はグループコード 0 と ENDSEC 文字列です。各セクションで項目が異なり、それぞれ 2 行からなります。最初の行でその項目の性質が宣言され、2 行目で値が定義されます。DXF ファイルの各項目には新しい行があるため、単純な頂点の記述でも 12 行はあります。
グループ コード(GC)は、次の行の値の性質を定義します。グループ コードには、一般的なものとセクション固有のものがあります。