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このレッスンでは、Alias 環境をセットアップし、モデリングを開始するために用意しておくファイルを作成します。
目的
必要条件
Alias インタフェースは柔軟性が高くカスタマイズ可能です。インタフェースをセットアップして、基本設定にオプションを入力できます。このチュートリアルでは、このセクションで設定するオプションを使用します。これらの設定は、ビデオおよびスクリーン イメージで使用されます。
このセットアップはオプションですが、Alias インタフェースに不慣れな場合、またはビデオ版のチュートリアルも進めていく場合にも是非お勧めします。
Interface
Palette/Shelves Layout
Palette/Shelves Layout のオプション ウィンドウを開きます。 
即座にインタフェースが変更され、次回 Alias を起動するときのために保存されます。
Selection Options のオプション ウィンドウを開きます。 
General Preferences 
まだ基本スキル ビデオを見ていない場合、ここでご覧ください(Alias, select Help
Learning Movies)。
これらのビデオに登場したインタフェース ツール以上に、次の 2 つのツールが、Alias で作業するときに快適さと速度を高める上で役立ちます。
Marking menus は、すべてのビューまたはウィンドウ内から直接、よく使用するツールおよびコマンドにすばやくアクセスするためのツールです。
+
キーを押したまま、
、
、または
のいずれかのマウス ボタンを押すと、マウス カーソルの周りに、コマンドを円状に配置したフローティング メニューが表示されます。このメニューは、マウス ボタンを放すまで表示されます。

ツールとメニュー項目の上でマウス ボタンを放して、それらを選択します。
ツールまたはメニュー名の右側にある
の上でマウス ボタンを放して、そのツールのオプション ウィンドウにアクセスします。
+
を押し、適切なマウス ボタンを押しながら)必要なツールの方向にすばやく「フリック」すれば、ツールをアクティブ化できます。この技法は、よく使用するツールに、そのアイコンやメニュー項目を探しクリックするよりも、はるかにすばやくアクセスできます。 ViewCube と NavBar は、多くの Autodesk アプリケーションでおなじみの要素です。これらを使用すればシーン内をすばやくナビゲートできます。
ViewCube は常時表示されていますが、マウスが近くにないときには淡色表示になります。ナビゲーション バーは、
+
(Windows)キーまたは
+
(Mac)キーを押したときにのみ表示されます。
ViewCube および NavBar を使用する方法については、Alias ヘルプを参照してください。
この設定は、ViewCube のいずれかのコーナーまたはエッジをクリックしたとき、またはモデルをタンブルしたときに、ナチュラル パースビューでビューを表示しますが、ViewCube の面をクリックすると、従来の正投影ビューに戻ります。

Preferences
General Preferences
オプション ボックス(Viewing セクション)で ViewCube のオンとオフを切り替えられます。
全般的なアプリケーション基本設定および表示規則をセットアップしたので、モデルのサイズおよび最終的な出力の適切な設定を使用してファイルを作成できます。
New
を選択して、新しい空のドキュメントを開始し、すべてのオブジェクト、シェーダ 、ビュー、およびアクションの削除を確認します。 
Construction Options は、デザインのエンジニアリングを精緻化するときに、他のアプリケーションで予想される許容値および単位を使ってモデリングを行えるようにします。これらの設定は一般的に創造的なプロセスを制約するものではなく、事前設定を使用することにより、Autodesk Inventor で後から修正および拡張できるようになります。
Construction Options
を選択します。 
このチュートリアルに使用する完成済みのモデルは、最大寸法が約 400 mm です。これは、Alias の既定のグリッド レイアウトよりかなり小さな寸法です。
Grid Preset

Preset Grid Options ウィンドウが開きます。

モデリング プロセスに役立てるため、スケッチがよくリファレンスとして使用されます。このチュートリアル用のスケッチは、このページの末尾に記しています。Top、Left、および Back ビュー スケッチをシーンに読み込みます。
リファレンス イメージ VacuumTop.jpg、VacuumLeft.jpg、および VacuumBack.jpg を、Alias デモ プロジェクトの pix フォルダに保存します。このフォルダは通常、(Win)..¥Users¥<ユーザ名>¥Documents¥Autodesk¥Alias¥user_data¥demo¥pix または(Mac) /Users/<ユーザ名>/Documents/Autodesk/Alias/user_data/demo/pix にあります。
Alias Surface ユーザはこのセクションをスキップしてください。
All Windows
All Windows
を選択して、Left、Top、Back、および Perspective ビューがまだ表示されていない場合は、これらのビューを表示します。
New Canvas
を選択します。 New Canvas オプション ウィンドウが開きます。
Paper Size を Custom に
Unit を Millimeters に
Pixels Width を 1680 に、Height を 640 に設定して、読み込んでいるイメージの解像度に合わせます。
mm Width を 420 に、Height を 160 に設定して、新しいオブジェクトの物理的なサイズに合わせます。

All Windows
All Windows
を選択して、Left、Top、Back、および Perspective ビューがまだ表示されていない場合は、これらのビューを表示します。 
Import
Canvas Image
を選択します。 
ツールを選択します。
New Canvas
を選択し、次のオプションを設定します。 
Paper Size を Custom に
Unit を Millimeters に
Pixels Width を 1680 に、Height を 640 に設定して、読み込んでいるイメージの解像度に合わせます。
mm Width を 420 に、Height を 160 に設定して、新しいオブジェクトの物理的なサイズに合わせます。
Import
Canvas Image
を選択し、VacuumLeft.jpg を選択します。
ツールを選択します。 Pixels Width を 640 に、Height を 640 に設定します。
mm Width を 160 に、Height を 160 に設定します。
Left および Back ビューで、キャンバスの中心が Top ビューの原点に置かれていることに注意してください。掃除機デザインは、正の Z 方向で XY プレーン上に置く必要があります。


+
キーを押して、
シーンでのジオメトリや他の要素の表示をより簡単にするために、キャンバスを薄暗くして、新しいレイヤに配置し、モデリング中にキャンバスを選択できないようにします。
New
を選択します。 新しいレイヤがプロンプト ラインの下の Layer Bar に表示されます。

イメージ リファレンス キャンバスは DefaultLayer 上に作成されたため、このレイヤにオブジェクトはありません。DefaultLayer 上にオブジェクトが残されることのないように、配置するジオメトリまたはオブジェクトを作成する前に、新しいレイヤを作成することをお勧めします。Default Layer を使用すれば、新しいシーンから即座に構成できますが、非表示にすることも、リファレンス レイヤにすることもできません。
Pick > Object
ツールを選択します(
+
+
で Layer Bar 内の imageref レイヤをクリックして、そのコントロールを表示します。 
プロンプト ラインは、キャンバスがそのレイヤに割り当てられたことを示します。
で再度 imageref レイヤをクリックし、サブメニュー項目 Set state
Reference を選択します。 レイヤが茶色で Layer Bar 内に表示され、リファレンス イメージ キャンバスが選択解除されます。これらはもはや、シーン内の他のオブジェクトのように対話的に選択することができなくなります。
シーン内のイメージを薄暗くするには、キャンバスの不透明度を低くします。
+
+
3 つのキャンバス プレーンがコントロール オプションを持つレイヤとして表示されます。
それぞれのキャンバスは、すべてのビューで入力した値まで薄暗くなります。
Window Sync
にチェック マークが付けられていることを確認します。付けられていない場合、メニュー項目を選択して切り替えます。 これらの基本設定とシーン内のリファレンス イメージが用意されたので、ここで、後の作業のためにファイルを保存しておきます。
Save As


さまざまな要素に使用するこれらのプロジェクト フォルダは、ユーザの User Documents フォルダに自動的に作成されています。
この後、Save または Save As を使用するたびに、ファイルはこのフォルダに保存されます。
シーンのセットアップが終わったので、次のレッスン(「スタートアップ」)に進んでジオメトリの作成および修正を行います。