OpenInventor フォーマット(Windows のみ)

インタラクティブにすることが可能で、OpenGL 用に最適化された、C++ ベースのオブジェクト指向言語。これは ASCII ファイル フォーマットです。

Inventor は、次のものを含む完全なツールキットとして表示できます。

Inventor 言語には、ジオメトリ、プロパティ、グループ、マニピュレータなど、ノードと呼ばれるあらかじめ定義された多数のオブジェクトのセットが含まれます。このノードはノードの階層を記述したシーン グラフを使って整列されます。つまり、特定のオブジェクトの動作やプロパティがほかのオブジェクトに与える影響をファイルの先頭に配置できます。

注:

Alias から書き出される Inventor ファイルには、シーン グラフは含まれません。

3D シーンは、3D ジオメトリだけでなく、ライティング、テクスチャ マッピング、異なるカメラ設定、アニメーションなどを含めて構築できます(ノードも座標変換できます)。ノードは、ファイル(イメージなど)、MIDIplayer や WAV-player などの外部プログラムへの参照にすることもできます。シーンとのインタラクションを持たせる場合は、ドラッガのような特殊ノード、アクション ノードとマニピュレータが関係してきます。

シーンを構成し、相互作用を持たせることのできるノードの例

シェープ ノード: 立方体、円柱、コーン、球体、フェース セット、テキスト 2、ライン、NURBS、Quad メッシュ

プロパティ ノード: ベース カラー、カラー インデックス、複雑性、3D および 4D 座標、環境(フォグ、煙霧、ライト)、フォント、ライティング モデル(ベース カラー、Phong)、マテリアル、法線、ピック スタイル、テクスチャ、テクスチャ座標、変換、ユニット

グループ ノード: 注釈、配列、ファイル、グループ、詳細レベル、マルチプル コピー

アクション ノード: コールバック、GL レンダリング、Get ハンドリング ボックス、Handle イベント、Highlight レンダリング

エンジンとセンサー ノード: Blinker、Engine クラス、Pendulum、Rotor、Sensor クラス、Shuttle (振れ)

インタラクティブ 3D マニピュレータ ノード: Centerball (回転)、ドラッグ ポイント、ハンドル ボックス(スケーリング、移動)、ライト ドラッガ、回転ドラッガ、スケール ドラッガ

その他のノード: クリップ プレーン、ディレクショナル ライト、ラベル、正投影カメラ、パースビュー カメラ、ポイント ライト、スポット ライト

Open Inventor ファイル フォーマットと API を使用すると、OpenGL のプログラミング速度を 10 倍まで上げることができます。Inventor-viewers (ivviewなど) は特に OpenGL と一緒に使うように設計されており、Inventor ファイルに含まれるシーンの表示が非常に速くなります。