イメージから空を削除し、テクスチャマッピングされたシェイプで置き換えます。
このチュートリアルでは、教材用フォルダにある annecy.tif ファイルを使用します。
はじめに、空を選択してイメージから削除します。
このツールを使用すると、イメージ レイヤ内のカラーが付いている領域を選択することができます。
Paint パネルには、現在 Magic Wand Options が表示されていることに注目してください。
空に変化は見られませんが、イメージの他の部分がピンクになりました。
ピンクは選択されていない領域を表します(選択されていない領域は、マスクされた領域とも呼ばれます)。
ピンクでない領域は、選択された(またはマスクされていない)領域です。
この状態では、選択された領域だけが変更(たとえばペイント、消去、コピーなど)できます。
ピンク(マスクされた)の領域を変更することはできません。
たとえば、100、120、130、そして最後に 20 のように設定します。
左上コーナーのテキストは選択されていない(つまりピンクで表示されている)ことに注目してください。
Marquee-#(#は番号)という名前の新しいマスク レイヤが、Canvas Layer Editor の下部のセクションに作成されて、アクティブ レイヤになります。
赤のペイントを含むマスク レイヤの領域は、マスクされたアクティブなイメージ レイヤの領域を表し、ペイントを含まないマスク レイヤの領域は、マスキングされていない(ペイント可能な)アクティブなイメージ レイヤの領域を表します。
この状態で、マスク レイヤ内で直接ペイントしてマスクを変更するとします。
これらの領域はマスキングされていません。
空の中でマスキングされていない領域(雲など)がある場合、それらの領域を同様の方法で削除することができます。
(これを選択する理由は、次のステップでイメージを拡大するときに、ブラシ プレビューによりビューが覆い隠されないようにするためです)。
マスクされた領域のエッジが、非常に鋭くギザギザになっていることに注目してください。
マスク レイヤに対して直接実行できる修正として、マスク レイヤをぼかし、マスクされた領域のエッジを滑らかにすることができます。
マスクされた領域のエッジは、非常に滑らかになっています。
次に、テクスチャ フィル付きシェイプを使用して、イメージの新しい空を作成します。
このツールで、Alias カーブを使用した四角形を作成することができます。
このツールで、Alias カーブを使用したアウトラインとフィル付きのシェイプを作成することができます。
現在、Paint コントロール パネルには Shape Outline オプションと Shape Fill オプションが表示されていることに注意してください。
その上にチェックマークが表示されます。
これで、シェイプのフィルに使用するテクスチャを選択することができます。
このウィンドウには、Ramp テクスチャをカスタマイズできるパラメータが含まれています。これは、チュートリアルの後のほうで行います。
Shape-# という名前のシェイプ レイヤが Canvas Layer Editor に作成されます。このレイヤは新しいシェイプを含んでいます。
次に、イメージの背後にあるシェイプを移動し、Ramp テクスチャを変更して、より実際の空に見えるようにします。
このスケッチには、annecy と Shape-#(#は番号)という 2 つのレイヤが存在します。annecy はイメージ レイヤ(以下、)で、Shape-# はシェイプ レイヤ(以下
)です。
イメージ レイヤはペイント(この例では読み込まれたイメージ)を含んでおり、シェイプ レイヤはシェイプを含んでいます。シェイプ レイヤ上で、ペイントや消去をするためにブラシを使用することはできません。
sky レイヤを annecy レイヤ上にドラッグします。annecy レイヤ上に下向きの赤い三角形が表示されたら、 を放します。
現在、sky レイヤは annecy の下にあります。
この例では、レイヤには Shape-rectangle シェイプしかありません。
キャンバスは黄色で強調表示されます。
Display オプション上の Paint パネルに、このシェイプの名前が表示されます。
シェイプのフィルがどのように変化するかに注目してください。
ランプの左下コーナーにある黒いハンドルが白で強調表示され、これがアクティブなハンドルであることが示されます。
シェイプのフィルがどのように変化するかに注目してください。