インタラクティブなシェーディング

インタラクティブなシェーディングでは、コンピュータのグラフィックス カードを使用してサーフェスを描画します。インタラクティブシェーディングには、ハードウェアシェードとダイアグノスティックシェーディングの2つがあります。どちらを使用してもモデルを表示できますが、機能が異なります。

ワイヤフレーム表示

ワイヤフレームは、ジオメトリの有用な視覚的フィードバックを得ることができますが、サーフェスの外観を表示することはできません。

ダイアグノスティック シェーディング

ダイアグノスティック シェーディングは、メニュー バーの ObjectDisplay に置かれており、高速にサーフェスをシェーディングすることができます。制御は単純で、全体のモデルまたは特定のターゲットサーフェスを自動的にシェーディングすることが可能になります。名前が示すように、これはサーフェスの高速なダイアグノスティックビジュアライゼーションを可能にして、モデリングワークフローをサポートするためのツールです。

マルチ カラーまたはランダム カラーをサーフェスに適用できます。

ストライプまたはリフレクションマップで強調表示フローをチェックします。

製品によっては、CurvatureやContact Analysisなどの高度な診断機能があります。

ハードウェアシェード

ハードウェアシェードは、ダイアグノスティックシェーディングとは完全に異なる手法です。ハードウェアシェードを行うには、さまざまなマテリアルを表現するシェーダとシーンを照らすライトが必要です。このシェーディングを使用すると、リアル感を増すことができます。WindowDisplayHardware Shade、マーキング メニュー、またはコントロール パネルのビジュアライゼーション モードから、このツールにアクセスできます。

シーンで初めてハードウェアシェードを使用するときは、既定シェーダが適用され、1対の既定ライトが自動的に作成されます。

ハードウェアシェードは調整可能なので、パフォーマンスの高速化や表示品質の向上のための設定ができます。高度な機能には、Environment マップのインタラクティブな反映、サーフェスの特徴(強調表示、テクスチャ マッピング、バンプ テクスチャなど)、および地表プレーンの影とリフレクションを表示するオプションがあります。