カーブ ネットワークの説明に使用されるコンセプトと用語について説明します。
カーブ ネットワーク ツールボックスを表示するには、Surfaces > Curve Networks
の順に選択します。
概要
- サーフェスを表す交差するカーブのメッシュを構築します。
- ツールボックスから CrvNet Tools > New Network を選択し、すべてのカーブを選択します。
- Alias は、カーブ間を補間して自動的にサーフェスを作成します。
- 続いてコンストラクション カーブの形を変更、追加、削除すると、それに従ってカーブ ネットワーク サーフェスが更新されます。
- スカルプト カーブを追加し、自由曲線のシェイプをサーフェスにマップして、カーブ ネットワーク サーフェス全体のシェイプを変更できます。
カーブ ネットワークの用語
カーブ ネットワークでは以下の用語を使用します(左の図を参照してください)。
- カーブ: ネットワークにあるカーブの 1 つ
- 交点: ネットワークにある 2 つのカーブが空間で交差する正確なポイント。インタフェースでは、vertex(頂点)とも呼ばれます。
- カーブ セグメント: 両端で交点(頂点)により定義されるカーブのセクション。Continuity ツールなどのカーブ ネットワーク ツールには、カーブ セグメントで使用するものがたくさんあります。インタフェースでは、カーブ セグメントをエッジと呼びます。また、この章でもエッジと呼ぶことがあります。
- 領域: 3 つまたは 4 つのカーブ セグメント(エッジ)で囲まれた、カーブ ネットワークの閉じた部分。
- カーブ ネットワーク サーフェス: このサーフェスは、カーブ ネットワーク自体とは別のものです。実際に、このサーフェスはネットワークからスカルプト カーブで切り離すことができます。
- カーブ ネットワーク: サーフェスを定義するすべてのカーブ。Alias は、ネットワークにあるすべてのカーブが有効になるまでは、サーフェスを作成しません。
有効なトポロジと無効なトポロジ
Alias は、カーブ ネットワークの有効な各領域ごとに 1 つのサーフェスを作成します。
Object Lister や SBD ウィンドウで示されるように、すべてのカーブ ネットワーク サーフェスは、単一のノードの下にグループ化されます。
場合によっては、Surfaces > Combine Surfaces ツールを使用して、作成した複数のカーブ ネットワーク サーフェスから 1 つのサーフェスを作成できることもあります。
有効な領域(以下のタイプの閉じた領域)
- 4 辺の領域が標準の NURBS サーフェスで構成されている領域
- 3 辺の領域が 3 つの NURBS サーフェスで構成されている領域
- T ジャンクションのある領域で 3 辺、4 辺、または 5 辺の領域に折りたたむことができるもので、通常の 3 辺、4 辺、または 5 辺の領域として処理することができる領域
無効な領域
- 6 辺以上の領域
- 2 辺の領域
- T ジャンクションがあり、3 辺、4 辺、または 5 辺の領域に折りたたむことができない領域
その他の規則
- 任意の 2 つの交点間に許されるカーブ セグメントは、1 つだけです。