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このレッスンでは、掃除機の基本的なボリュームおよびシェイプをレイアウトして、プロジェクトのこのプロセスを開始します。このレッスンは、基本的な操作および構成スキルについても説明します。
目的
必要条件
現在、vacuum_start.wire ファイルが開いていない場合は、File
Open のメニュー項目を使用して開くか、最近開いた 10 個のファイルに入っていれば、File
Open Recent メニューから開きます。
3 つのリファレンス イメージが明確に表示されている必要があります。
掃除機を作成する最初の手順は、モーターのエンクロージャと着脱可能なゴミ タンクを視覚化することです。これが最終的なオブジェクトではありません。一時的なオブジェクトをシーンに配置することで、デザインの他の要素をレイアウトしやすくすることができます。ここではまた、変換およびピボットのほか、オブジェクトのコンポーネントや制御点も導入します。
New でレイヤを作成します。レイヤ名をダブルクリックして、motorbox レイヤに名前を変更します。これはまた、新しいレイヤをアクティブ レイヤにします。別のレイヤが選択されるまで、すべてのオブジェクトはこのレイヤ上で作成されます。 

新しい円柱をビューの周りにドラッグしながら、
キーを押して、グリッドの中心点にスナップします。円柱がスケッチ内のモーター ボックスの中心に近付けば、マウス ボタンを放します。

新しい円柱は選択された状態のままであり、作成ハンドルは引き続き表示されます。これらのハンドルを使用すれば、新しいオブジェクトの平行移動、回転、スケーリングを簡単に行えます。
矢印ハンドルをクリックしてドラッグすると、オブジェクトを平行移動できます。ボックス ハンドルを使用すると、不均等なスケーリングが可能です。点線の円弧とシェイプ ハンドルを使用すると、各軸に沿って回転できます。

専用ツールまたはオブジェクト パラメータを使用したり、制御点 (CV) を操作することにより、Alias でオブジェクトのシェイプを修正できます。スケッチされたモーター ボックスのボリュームに適合させる最も単純な方法は、CV を操作して円柱にテーパを付けることです。
円柱がまだ選択されていない場合は、Pick > Object ツールを使用して選択します。

円柱の 3 つのコンポーネント サーフェスの制御点が表示されます。実際の CV は、影響を与えるサーフェス上に黄色の X で示され、連続した CV の間にハル ラインがオレンジ色で描かれ、表示された CV がすべて選択されていることを示します。
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円柱のボディには、CV が 4 行にわたって縦に並んでいます(V 方向)。 既定では、Cylinder プリミティブ ツールは、次数 3 のサーフェスを作成し、この場合、各方向に少なくとも 4 つの CV が必要になります(円柱はその周囲、つまり U 方向に 8 つの CV があります)。

新しいパラメータがワークスペース ウィンドウにプレビューされ、2 行の CV だけが表示されるようになります。


現在、円柱ボディとキャップ サーフェスの両方からの CV が選択されています。これはキャップと円柱ボディのエッジを並べておくために重要です。Pick CV ツールは、シーン内で表示されるすべての CV に対して作用します。
をクリックしてドラッグします。 選択した CV はオブジェクト ピボット(現在、円柱の中央にある緑色のボックス)に向かってスケーリングし、円柱ボディはテーパが付けられ、短くなります。 
をクリックしてドラッグします。これにより、スケーリングは X 軸に制約されます。この場合も、円柱は長くなりますが、今回はオブジェクト ピボットの作用がわかります。
をクリックしてドラッグし、動きを Y 軸に制約します。続いて、サーフェス エッジ(白色のワイヤフレーム)が再び X 軸の原点ライン上に位置するまで、選択した CV を下に移動します。 
Back ビューで確認できるように、円柱はスケッチには幅が狭すぎますが、オブジェクト全体に以下の修正を行えます。
次のスケーリング操作では、オブジェクト ピボットがオブジェクトの下部中央に置かれている必要があります。
をクリックしてドラッグし、ピボットの動きを Z 軸に制約します。
をドラッグしながら、
キーを押したまま、サーフェスの下面エッジ(白色のワイヤフレーム)にピボットをマグネット スナップします。 
をクリックしてドラッグし、円柱の高さがスケッチに適合するまでスケーリングを Z 軸に制約し、続いて、
をクリックしてドラッグし、円柱の幅がスケッチに適合するまで(およそ)スケーリングを Y 軸に制約します。
Hardware Shade のメニュー項目を選択し、シーン内にボリュームを表示します。 Left ビューでは、モーター ボックス ボリュームの上部に細い円弧があります。この円弧を追加するためにサーフェス パラメータと CV を調整できます。

CV の 2 つの追加行とサーフェス パラメータの増加した次数を使用して、上部に円弧を作成できます。

Move を選択し、Left ビューで
をクリックして、サーフェスの上部にアーチを追加します。 掃除機全体のこの小さな部分がセットアップされます。他にもフィーチャやサーフェスを追加していきますが、このボリュームはリファレンスとして後工程で使用することができます。
New でレイヤを作成し、これをアクティブ レイヤにします。 
ViewCube の面をクリックしてアクセスできるこれらの正投影ビューでは、ViewCube は表示されたままです。(適切な正投影表示には、ViewCube を Perpsective with Ortho faces に設定する必要があります)。
必要に応じて、
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(Windows)または
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(Mac)のナビゲーション ショートカットを使用して、スケッチが再度ビュー全体に広がるまで Zoom で拡大します。


4 番目の CV を配置すると、カーブは白色で表示されます。
(既定では、New CV curve ツールが、次数 3 のカーブを作成します。この場合、シェイプを定義するために少なくとも 4 つの CV が必要です)。


キー(Windows)または
(Mac)を押したままグリッドにスナップします。
をクリックしてドラッグし、移動を Y axis に制約します。 CV は、グリッドの交点に移動することなく、濃い原点ラインに簡単にスナップします。


最初のプロファイル カーブは、前面から中央にハンドルの上部にわたって円弧を描きます。このカーブは、前のカーブの最初の CV と交差する必要があります。
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(Windows)または
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(Mac)のナビゲーション ショートカットを使用して Zoom でズームし、
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(Windows)または
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(Mac)を使用して、再度スケッチがビュー全体に広がるまで Pan でパンします。
New Edit Point Curve を選択します。 
カーブが通過するポイントを配置することによって、エディット ポイント カーブを作成します。カーブの CV は自動的に配置され、カーブは、2 番目のエディット ポイントを配置した後に表示されます。
キーを押しながら、
をクリックして、最初のエディット ポイントを前面エッジでグリッド スナップします。
をクリックしてドラッグし、2 番目のポイントをスケッチの前面エッジに沿って配置し、続いて、
キーを押しながら、3 番目のエディット ポイントを以前のカーブの最初の CV(赤色のボックスで表示)にマグネット スナップします。 
このツールの持続性を使用して、背面の半分のカーブを作成します。
をクリックしてドラッグし、さらに 2 つのエディット ポイントをスケッチの背面に配置し、上面エッジに背面カーブを定めます。 
(Windows)または
(Mac)キーを押して、grid snap をアクティブにし、次のイメージに示すように、スケッチ内の下部プロファイルに沿って 5 つの新しい CV を配置します。 
Save As を選択して、vacuum_part2.wire という新しい名前でファイルをプロジェクト フォルダに保存します。 これで、オブジェクト、カーブ、CV、基本的な選択および変換に慣れたので、「サーフェスを作成し評価する」セクションでより高度なサーフェスを作成できます。