一般的な環境変数

ALIAS_ALT_FONTDIR(Windows のみ)

Alias セッション用フォント ファイルの保存場所。

パラメータ: ディレクトリの有効パス

既定: なし

Windows との互換性: あり

ALIAS_ALT_HELP

オンライン ヘルプ ファイルが格納されるヘルプ ディレクトリの保存場所。

既定(Windows): C:¥Program Files¥Autodesk¥Alias[バージョン番号]¥Help

Windows との互換性: あり

Alias をインストールする際、オンライン ヘルプ マニュアルをインストールする場所を選択する必要があります。オンライン ヘルプ マニュアルは、ローカルにインストールすることも、Web サーバ上にインストールすることもできます。ALIAS_ALT_HELP 変数を更新する場合も同様です。この環境変数を設定するには、次のステップを実行してください。

  1. Alias を実行中の場合は終了します。
  2. ALIAS_ALT_HELP 環境変数をオンライン マニュアルをコピーしたロケーションに設定します。

    ALIAS_ALT_HELP が設定されていない場合、Alias は CD からマニュアルをインストールしたときに作成されたレジストリの値を使用します。

    プラットフォーム 手順
    Windows
    1. スタート > 設定 > コントロール パネル > システム ウィンドウで詳細設定タブを選択します。
    2. 変数フィールドに次のように入力します。
      ALIAS_ALT_HELP
      
    3. フィールドにオンラインマニュアルへのディレクトリパス(たとえば、D:¥OnlineDocs)を入力します。
    4. OK をクリックします。
  3. Alias を再起動します。
ALIAS_FORCE_DEFAULT_ENVIRON

起動時に Alias の既定環境を設定します。Alias はファイルの提供エリアからファイルを読み込みます。

ALIAS_HPGL_CFG

プロッタ構造ファイル hp_gl.cfg の保存場所。

パラメータ: ファイルの有効パス

既定: $ALIAS_LOCATION/sys/install/hp_gl.cfg

Windows との互換性: あり

ALIAS_LICENSE

自動的に特定の Alias 製品を起動するようにシステムを設定します。ライセンシングについて理解し、他の製品へのアクセスを希望しない場合のみ、この変数を使用してください。

パラメータ: as(Automotive)、ss(Surface)、ds(Design)

Macで上記変数を無効にするには、以下の手順に従ってください。

  • 環境変数が定義されている場合は、 変数を入力してください。
    注:

    ALIAS_LICENSEが .login ファイルまたは同等のファイルに設定されている場合は、次回ログイン時に再定義されないように環境変数を削除する必要があります。

Windows で上記変数を無効にするには、以下の手順に従ってください。

  • スタート > 設定 > コントロール パネル > システムから、詳細設定タブをクリックする
  • ALIAS_LICENSE 変数を検索する。変数が設定されていることを確認したら、それを強調表示してから削除ボタンをクリックして削除する
ALIAS_LOGO

標準の Alias スプラッシュ スクリーンに代えて、絶対パスで指定されたイメージを使用します。

パラメータ: ファイルの有効パス

既定: なし

Windows との互換性: あり

ALIAS_PREFS_LOCATION

Alias プリファレンス ファイルの保存場所。

パラメータ: 有効なパス

既定(Windows 7 および 8): C:¥Users¥[userid]¥AppData¥Roaming¥Autodesk¥Alias¥UserPrefs [バージョン番号]

プリファレンス ファイルは既定の場所以外に設定可能で、これは次の場合に便利です。

  • 複数のマシンでプリファレンスを共有する場合
  • デザイン ワーク グループのすべてのユーザ プリファレンスを共通のロケーションに保存する場合
  • USB フラッシュ(keychain)ドライブにプリファレンスを保存する場合
ALIAS_PROJECT(廃止)

この変数を設定しても、Alias の実行ファイルには影響はありません。ただし、Alias|Wavefront が配布した既定の .cshrc ファイルでは、.AliasPrefs ファイルから ALIAS_DEFAULT_PROJECT の値に設定され、.cshrc ファイルによって定義される UNIX コマンド エイリアスに参照されます。

パラメータ: 有効なプロジェクト ファイル名

既定: demo

ALIAS_WORKENV

Alias の実行時にカレントの作業ディレクトリとなるロケーション(ユーザが Alias で使用すると考える user_data ディレクトリ上にあるディレクトリ)。

パラメータ: ディレクトリの有効パス

既定(Windows 7): C:¥Users¥[userid]¥My Documents

既定(Windows 8): C:¥Documents and Settings¥[userid]¥My Documents

ALIAS_ENABLE_16XAA

この変数を 1 に設定すると、Hardware Anti-Aliasing オプション(WindowsDisplay > Anti-Alias ツールにあります)を[16x に設定できるようになります。

この設定では、グラフィック パフォーマンスの問題が発生することがあります。