条件判断

条件判断

2 つのジオメトリ オプションを指定します。アプリケーションは、指定された条件に依存します。条件判断には、True/False、yes/no、cut/fill などの条件を使用できます。

条件判断を使用して条件を指定することができ、フローチャートで True 分岐と False 分岐を定義することができます。

注: 条件判断の定義に入力パラメータ文字列を使用する場合、入力パラメータ文字列の大文字と小文字が区別されます。たとえば、条件判断が "Variable="XYZ"" と定義されている場合、入力パラメータとして "Variable="xyz"" と入力すると、False が返されます。

プロパティ

[プロパティ]パネルで、次のパラメータを指定します。

[Miscellaneous]
[Condition] 条件を定義します。

[...]をクリックすると、数式エディタが表示されます。数式エディタで、値を入力または計算することができます。

[False Label] False ジオメトリ分岐用にフローチャートに表示するラベルを指定します。
[True Label] True ジオメトリ分岐用にフローチャートに表示するラベルを指定します。

例: Yes/No

このジオメトリを使用して入力パラメータ設定を反映する方法を見るには、次のサンプル PKT ファイルを開いてください。

Decision Yes No Example.pkt

この例では、DrawShape 入力パラメータが Yes に設定されている場合にシェイプが描かれます。

注: この例で、この条件をテストするには、[Input/Output Parameters]タブの[DrawShape]列で、既定の値を No と Yes の間で切り替えます。

例: 切土または盛土条件

切土または盛土条件に対するこのジオメトリ要素の使用方法を見るには、次のサンプル PKT ファイルを開いてください。

Decision Cut or Fill Example.pkt

この例では、補助点を使用して、ターゲットサーフェスの標高を取得します。AP1 サーフェスの Y 値を基準にした P3 の Y 値が、ジオメトリを決定します。

注: この例で、この条件をテストするには、[Target Parameters]タブで、Surface Preview Value を変更します。

例: 値の範囲

一連の条件判断を使用して値の範囲に適応する方法の例を見るには、次のサンプル PKT ファイルを開きます。

Decision Range Example.pkt

この例では、補助点を使用して、P1 とターゲット サーフェス間の距離を取得します。最初に、距離によって、P1 が切土条件か盛土条件かを決定します。次に、切土および盛土分岐の下で条件判断が使用され、盛土の高さ、または切土の深さが決定されます。最後に、P2 と L1 が条件として指定されている勾配に描かれます。

注: この例で、この条件をテストするには、[Target Parameters]タブで、Surface Preview Value を変更します。