スタイル ルールを定義するには

最初にデータを読み込むときに、読み込むフィーチャの外観を決定する[Rule Styles]プロパティを割り当てることができます。

必要に応じて、Manual Styles プロパティを Rule Styles プロパティよりも優先させることができます。割り当てた場合、Manual Styles プロパティが優先されます。

  1. をクリックします。
  2. [スタイル ルール]パネルで、スタイルを設定するフィーチャのクラスのタブをクリックします。

    タブは[スタイル ルール]パネルの左側にあります。たとえば、建物のルールを作成するには、[建物]タブをクリックします。

  3. ([現在のルール タイプの新しい空のルールを追加します])をクリックして新しいスタイル ルールを作成します。

    プロンプトが表示されたら、「赤レンガの建物」など、このスタイル ルールの名前を入力します。[OK]をクリックした後、新しいスタイル名が[ルール編集中]ウィンドウに表示されます。

  4. このルールの式を作成するには、 ([現在選択しているルールのプロパティを編集します])をクリックするか、このルールの[式]セルをダブルクリックします。
  5. [ルール エディタ]で、次の操作を行います。
    • スタイルの説明を入力することもできます。
    • [式]の下で、 をクリックします。
  6. [フィルタ式を作成]ダイアログ ボックスで、このスタイルの式を作成します。

    式の条件に一致するフィーチャは、指定したスタイルを使用します。

    データを読み込むときは、元のデータの 1 つのプロパティを RULE_STYLE プロパティにマップします。以上で、一連のルールを作成し、各ルールでそのプロパティの 1 つの値のスタイルを指定できるようになりました。たとえば、RULE_STYLE = 'brick' では、RULE_STYLE プロパティ値が "brick" である建物のスタイルを作成します。RULE_STYLE プロパティの値ごとに 1 つのスタイル ルールを定義します。

    また、フィーチャ クラス サブセットのように動作するスタイル ルールを作成することもできます。たとえば、式 ROOF_HEIGHT > 24 を入力すると、ROOF_HEIGHT プロパティが 24 を超えるすべての建物がこのスタイルを使用します。

    式を定義する詳細については、「式の作成の概要」を参照してください。

    式の定義を終了したら、[検証]をクリックし、有効であることを確認します。[OK]をクリックして[ルール エディタ]に戻ります。

  7. [ルール エディタ]で、 ([既存のスタイルを追加])をクリックし、[スタイルを選択]ダイアログ ボックスを表示します。式の条件に一致するフィーチャのスタイルを選択します。

    ドロップダウン リストからスタイル カテゴリを選択し、使用するスタイルのプレビューをクリックします。[OK]をクリックします。

  8. このルールを終了したら、[OK]をクリックします。

    RULE_STYLE ルールを定義している場合は、RULE_STYLE 値ごとにスタイル ルールの定義を終わるまでスタイル ルールの追加を続けます。