Revit ソフトウェアの[情報センター]にある[コミュニケーション センター]パネルでは、最新の製品情報、ソフトウェアの更新プログラム、サブスクリプションのお知らせ、製品サポートのお知らせ、製品関連のその他のお知らせを確認することができます。製品は Live Update 機能で更新されます。この機能は、メンテナンス パッチがある場合にユーザに通知します。コミュニケーション センターには、RSS フィードおよび CAD マネージャ チャネルへのリンクも表示されます。
カスタムの Revit の配置を作成する場合は、対象コンピュータのコミュニケーション センターの更新プログラム、チャネル、RSS フィードをコントロールする設定を指定することができます。この配置オプションを使用すると、CAD マネージャ コントロール ユーティリティを各コンピュータに個別にインストールして、コミュニケーション センターに目的の設定を指定するために使用する必要がなくなります。
配置の作成プロセスを開始する前に、オートデスクのインストーラの[ツールとユーティリティ]機能を使用して、Revit をインストールするコンピュータにオートデスクの CAD マネージャ ツールをインストールします。CAD マネージャ コントロール ユーティリティを起動し、[情報センター]タブで、Revit のコミュニケーション センターに使用する設定を定義します。このユーティリティで[ヘルプ]ボタンを押すと、設定に関する情報にアクセスできます。目的どおりに動作するまで、設定を試します。その後、配置を作成する際に複製できるように、これらの設定を記録します。
配置を作成するときに、Revit インストーラの[作成] > [環境設定] <配置名> ページの[コミュニケーション センター]オプションを使用できます。「Revit のカスタム配置を作成」を参照してください。
- [Live Update を利用可能]。Live Update を使用すると、インターネット接続が確立された際に更新プログラムをチェックできます。製品のパッチがある場合は、Revit のステータス バーに通知が表示されます。
- [オートデスクからの Live Update を受け取る]。ユーザはオートデスク サーバから直接パッチをダウンロードすることができます。
- [ローカル サーバから Live Update を受け取る]。ユーザはローカル サーバでパッチ リストを維持できます。パッチ リストは XML ファイルであり、ユーザのワークステーションへのインストールに使用可能なパッチが一覧で示されています。
[ローカル パッチ リストの場所]で、[参照]ボタンを使用してパッチ リストがあるサーバの場所に移動します。指定したフォルダに NPL ファイルがない場合は、patchlist.npl という名前のファイルが自動的に作成されます。
注:- ローカル パッチ リストの使用方法とパッチの管理方法については、CAD マネージャ コントロール ユーティリティのオンライン ヘルプを参照してください。
- Live Update では Internet Explorer を使用する必要があります。別の Web ブラウザを使用すると、Live Update を受け取ることができません。
- [情報チャネルを利用可能]。製品サポート情報チャネルなどの Revit で使用できる情報チャネルにユーザがアクセスできるようにします。
- [CAD マネージャ チャネルを利用可能]。情報センターの CAD マネージャ チャネルにユーザがアクセスできるようにします。フィード場所と表示名を定義します。
- [RSS フィードを利用可能]。RSS フィードにユーザがアクセスできるようにします。ユーザは Revit にあらかじめ定義されている任意の数の RSS フィードを購読できます。さらに、ユーザが独自に RSS フィードを追加できるかどうかを指定できます。