Linux へのインストール

注: Autodesk Simulation Mechanical 360 の場合は、クラウド コンピューティング サービスに解析タスクを送信して解析するため、このセクションの情報は適用されません。

次の Linux のバージョンでは、Autodesk Simulation Mechanical プロセッサの実行が承認されています。

Linux に CD から: インストール CD から Linux システムにソフトウェアをインストールするには、次の手順を使用します。

  1. Linux マシンに root としてログインします。
  2. Autodesk Simulation Mechanical Software (Linux) という CD の中身を Linux マシンのフォルダにコピーします。
  3. ターミナル ウィンドウから「rpm -i ファイル名.noarch.rpm」と入力してインストールを開始します。このとき、「ファイル名」の部分には、提供されたインストール ファイルの名前を入れます(例: algor-2014.00.00-xxxx)。以前にインストールされたプログラムへのアップグレードとしてインストールするには、「rpm -U filename.noarch.rpm」と入力します。
  4. インストールが完了すると、Autodesk Simulation Mechanicalが /opt/algor にインストールされています。これを別の場所に移動する必要があれば、/opt/algor フォルダの中にあるものすべてを別のフォルダに移動またはコピーしてもかまいません。
  5. SELinux (Security-Enhanced Linux)が無効になっていることを確認します。Autodesk Simulation Mechanical を実行する(共有ライブラリにアクセス可能にする)には、SELinux 無効にする必要があります。手動で無効にするには、/etc/sysconfig/ に移動し、selinux/config ファイルを編集します。オプションを SELINUX=disabled に変更します。
  6. Windows にインストールされているソフトウェアから Linux コンピュータに解析を転送する場合は、ソフトウェア パッケージの Development グループがインストールされているかどうかを確認します。インストールされていない場合は、Development グループをインストールします。(Linux コンピュータでユーザが解析を手動で開始する場合、この手順は不要です)。
  7. 一部の Linux システム(Fedora 18, 64 ビット版など)では、Autodesk Simulation Mechanical 2014 が正常にインストールされた後で、シミュレーションを実行しようとすると、Linux から次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
    /lib/ld-linux.so.2: bad ELF interpreter: No such file or directory

    この問題は、見つからないファイル「ld-linux.so.2」をインストールすることで解決できます。このライブラリ ファイルをインストールするには、Linux ターミナルにアクセスして次のコマンドを入力します。

    yum install ld-linux.so.2

    このファイルをダウンロードしてインストールするには、インターネットに接続されている必要がありますので、ご注意ください。

Linux にダウンロードしたインストーラで: インターネットからダウンロードしたインストール ファイルを使用して Linux システムにソフトウェアをインストールするには、次の手順を使用します。

  1. インストール ファイル用のフォルダを作成します。
  2. .tar.gz ファイルをフォルダに移動します。
  3. ターミナル ウィンドウから「tar -xvzf ファイル名.tar.gz」と入力して、.tar.gz ファイルを解凍および展開します。ここで、「ファイル名」の部分には、インストーラをダウンロードしたときに使用したファイル名を入れます。

注:

その他の有用なコマンド: