始める前に
[アプリケーション オプション] 
[ファイル]の順にクリックし、[既定の VBA プロジェクト]で IVB ファイルの名前と場所を確認します。
Default.ivb は、Visual Basic Editor に初めてアクセスしたときに作成される空のマクロ ファイル(IVB)です。このファイルにあるすべてのマクロが起動時にロードされます。
カスタム マクロを作成する:
- 最初に、Microsoft Windows エクスプローラで、[アプリケーション オプション]の[ファイル]タブの[既定の VBA プロジェクト]に指定されている場所に移動し、Rotate.ivb をコピーして抽出します。 注: 必要に応じて、[アプリケーション オプション]の[ファイル]タブで、既定の VBA プロジェクト用に指定されているフォルダを作成します。
- Autodesk Inventor で、次の順にクリックします。
[ツール]タブ
[オプション] パネル
[VBA エディタ]
の順にクリックします。
- Visual Basic Editor (VBE)で、[ファイル] [プロジェクトをロード]を選択し、事前に指定されている場所を参照します。Rotate.ivb を選択し、[開く]をクリックします。
次に、Rotate.ivb コードを default.ivb にコピーします。
- VBE で、[回転]の横のプラス記号(+)を展開します。
- (Rotate フォルダ内の) [Module1]の横にあるアイコンをドラッグし、default.ivb プロジェクトの上にドロップします。 注: Rotate のコードをコピーして、default.ivb のウィンドウに貼り付けることもできます。
Rotate のコードが default.ivb ファイルにコピーされます。
- 手順 3 でロードした Rotate.ivb を選択して重複するコードを削除し、[ファイル] [プロジェクトのロード解除]をクリックします。
- [保存]をクリックして default.ivb に対する変更を保存し、VBE を閉じます。
default.ivb にあるマクロを実行するためのアイコンを作成することもできます。
マクロ コマンドを実行する
- グラフィカル データを含むパーツ(.ipt)またはアセンブリ(.iam)を開きます。
- リボンで、
[ツール]タブ
[オプション]パネル
[マクロ]
の順にクリックします。
- [マクロ]ダイアログ ボックスで[カメラを回転]をクリックし、[実行]をクリックします。
マクロ コマンドを作成する
- マクロ用のアイコンを、リボンの[ユーザ定義]パネルに表示することができます。最初に、Microsoft Paint などのグラフィックス プログラムを使用して、アイコンの BMP イメージを作成します。16 x 16 ピクセルの小さなアイコンと、該当する場合には 32 x 32 ピクセルの大きなアイコンを作成します。
- ([アプリケーション オプション]で指定されている) ivbファイルと同じ場所にこれらのアイコンを保存します。
- ModuleName.SubName.Size.bmp の形式でアイコンに名前を付けます。
ModuleName にはマクロ内のモジュールの名前を指定し、SubName にはサブルーチン名を指定し、Size には Small または Large を指定します。たとえば、Rotate マクロに使用する .bmp ファイルは、Module1.RotateCamera.Small.bmp という名前にします。
次に、.bmp ファイルを Autodesk Inventor のユーザ定義パネルに割り当てます。
- リボンを右クリックし、[ユーザ コマンドをカスタマイズ]を選択します。
- [ユーザ コマンドをカスタマイズ]ダイアログ ボックスで、ドロップダウン矢印をクリックし、[コマンド選択先]、[マクロ]の順にクリックします。左側のペインに、default.ivb ファイル内のマクロ 表示されます。
- [ユーザ定義]パネルに追加するマクロを選択し、[追加]をクリックします。
-
リボンの[ユーザ定義]パネルにマクロが表示されます。
注: マクロが無限の記号として表示されている場合、BMP が間違った場所にあるか、名前が間違っているか、サイズが正しくありません。 - [OK]をクリックします。
- マクロを実行するには、グラフィックス ウィンドウで、オブジェクトを選択し[RotateCamera]をクリックします。