シート メタルのフラット パターンにおける曲げ順序の注記

一般にシート メタル パーツの製造の成否を決める重要な点は、物理曲げを特定の順序で作成することです。この曲げ順序シーケンスは、モデルがフラット パターン状態で表示されている間に定義することができます。いったん定義された曲げシーケンスは、製作図面上の曲げテーブル注記に抽出できます。

Autodesk Inventor では、成形フィーチャを平坦化したときに作成された曲げ中心線上でも、手動で追加された仕上げ曲げ中心線上でも曲げ順序の注釈がサポートされています。

曲げ順序は、モデルがフラット状態のとき、シーケンス番号付きのカラーの記号で示されます。単色の円形記号は、既定の順序を保持する曲げを示します。別の色の矩形記号は、編集済みの曲げを示します。アクティブな色彩配合によって、使用されている色が判別されます。

曲げの順序を変更するには、次の 3 つの方法があります。

 

[直接並べ替え]: 開始/終了記号の選択を促すプロンプトを表示します。平坦面を横断するアルゴリズムを使用して、選択した開始/終了記号間に配置された曲げ中心線の番号を付け替えます。

 

[順次並べ替え]: 変更する初期曲げ中心線記号を選択した後、新規のシーケンスが完成するまで、選択が順次に手動で行われます。

 

[個別編集]: 特定の曲げ中心線記号を選択し、変更します。

複数の曲げ中心線を、重複するシーケンス ID でタグ付けすることも可能です。