スケッチ線破断を編集する

ネイルボードのスケッチ線破断は、標準の Autodesk Inventor の破断図と似ています。除去対象として指定したワイヤ、ケーブル ワイヤ、セグメントの長さを表します。指定した長さを除去すると、ネイルボード図面のハーネス オブジェクトが短縮されます。スケッチ線破断は、スプライスを含まないセグメントまたは未配線のワイヤやケーブル ワイヤ内であればどこでも使用できます。配線済みワイヤ、スプライスしたワイヤ、ケーブル コンダクタ、リボン ケーブル、または破断記号は切断できません。

スケッチが図面の長さを超え、スケッチを図面にあわせて縮小するとスケッチが小さくなりすぎる場合に、スケッチを破断処理することがよくあります。ケーブル ワイヤの中心部分にフィーチャがない場合など、さほど意味のないジオメトリがスケッチ内で大きな面積を占める場合にもスケッチを破断処理します。

セグメントに対する寸法表示と破断セグメントに対する寸法表示の違い

破断処理したセグメントに対する寸法は、セグメントの中間点ではなく、セグメントの 2 つの端点間にのみ配置できます。破断処理していないセグメントは、端点と中間点の両方に寸法を配置できます。どちらの場合も、寸法値は破断されていない長さを表します。

スケッチ線破断による変更

ネイルボードのスケッチ線破断を使用すると、次のことができます。

ただし、次のものは修正できません。

ハーネス アセンブリ更新のスケッチ線破断への影響

破断処理されたワイヤやセグメントの長さが、ハーネス アセンブリの更新によって変更された場合、破断の元の値が維持されます。更新後のセグメントまたはワイヤの長さが、破断の長さプラス 1 インチより短い場合、破断は削除されます。