ジョイントを修正する

既存の ジョイント は、削除されずに修正されることもあります。ジョイントのタイプやプロパティによっては、元の作成パラメータのいくつかを修正することができます。

注: ここに示す情報は、ジョイント作成時に割り当てられたジョイント プロパティに対してのみ適用されます。ジョイントの作成後にジョイントに追加されたプロパティやパラメータには適用されません。

ジョイントの修正には次のルールが適用されます。

  1. [ダイナミック シミュレーション]ブラウザ内で、変更したいジョイントを右クリックして、[編集]を選択します。

    ジョイントの作成方法に関連するダイアログ ボックスが開きます。許可できる編集コントロールが有効になっています。

  2. ダイアログ ボックスで、変更を行います。

    修正を有効にしない限り、対応するアイコンをクリックすることによって、選択操作に戻ることができます。

  3. [OK]をクリックします。

    ジョイントが検証され、変更が適用されて、ダイアログ ボックスが閉じます。

ジョイントの初期位置を編集する方法を表示する

例: ねじりばねをシミュレートするため、回転ジョイントを変更する

回転ジョイントにはばね条件をシミュレートできるプロパティがあります。自由度をもつ任意の回転ジョイントを使い、ねじりばねを作成できます。

  1. 回転ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択すると、[プロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. 適切な自由度タブを選択します。
  3. [ジョイント トルクを編集]アイコンをクリックします。
  4. [ジョイント トルクを有効にする]をクリックして、[ばね]パラメータ: [フリー位置]と[弾性剛性]を定義します。フリー位置は自由度の初期位置に関連付けられています。
  5. 粘弾性ばねをもつように、ダンピング値も定義できます。

ジョイントの編集方法を表示する