コアとキャビティを生成する

このセッションでは、コアとキャビティを生成します。

ワークピース、パッチ サーフェス、およびランオフ サーフェスを作成したら、[コアとキャビティを生成]コマンドを使用して、ワークピースをコアとキャビティに分割します。Mold Design では、別の設計チームや CAD システムによって作成された既存のコアとキャビティをインポートすることもできます。

  1. リボンで[コア/キャビティ]タブ > [パーティング設計]パネル > [コアとキャビティを生成]をクリックします。
  2. [コアとキャビティを生成]ダイアログ ボックスで[プレビュー/診断]を選択します。ボディが定義済みの色で表示されます。
    注: コア ボディとキャビティ ボディの[不透明度設定]コントロールでは、各ボディの透明度を変更できます。[許容差を修復]の設定では、小さなギャップを修復できます。これらの領域はいずれも変更しません。
  3. [ボディの分離]スライダを選択して、値 75 が表示されるまで右に移動します。

    スライダの位置を移動するにつれて、コアとキャビティのプレビューが更新されます。次の図は、分離したボディのプレビューを表示しています。

  4. [パーティング診断]タブをクリックします。実際の設計では、検出された問題を修正する必要があります。一覧表示された問題によって、コアとキャビティの生成に失敗することはありません。
  5. [OK]をクリックしてコアとキャビティを生成します。
  6. [ファイルを命名]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックして、ファイルの既定の名前と場所をそのまま使用します。既定の命名規則では、コア ファイルに _CR が付加され、キャビティ ファイルに _CV が付加されます。
  7. [コア/キャビティを終了]を選択して、親アセンブリに戻ります。

次の図に示すように、コアとキャビティが自動生成されます。成形用パーツとワークピースが表示から除去され、コアとキャビティが表示されます。キャビティは半透明のスタイルで表示されます。

ブラウザに[コア/キャビティ]ノードが表示されます。「このチュートリアルについて」チュートリアルでは、モールド アセンブリのファイル構造について詳しく説明しています。

この演習ではコア キャビティを編集しません。コアやキャビティを編集するには、ブラウザで[コア/キャビティ]ノードを右クリックして、[フィーチャ編集]を選択します。

コアやキャビティを削除するには、Mold Design ブラウザで[コア/キャビティ]ノードを右クリックして、[削除]をクリックします。このチュートリアルでは、コアとキャビティをモデルに残した状態で作業を続行します。

前へ | 次へ