パーツまたはアセンブリの質量と体積のプロパティをオーバーライドして、物理プロパティを正確に調整できます。このような調整を行うことで、モデル内に表現されていない項目の正確な体積と質量を示すことができます。
計算されたプロパティをオーバーライドするには
- グラフィックス ウィンドウまたはブラウザで、解析するコンポーネントを選択します。
- コンポーネントをアクティブにするには、右クリックして、右クリック メニューで[編集]を選択します。
- ブラウザでコンポーネントを右クリックし、[iProperty]を選択します。
- [iProperty]ダイアログ ボックスで[物理情報]タブを選択し、オーバーライド値を入力します。
- [適用]をクリックします。
ヒント: 正確なオーバーライド値を使用するために、クリップボードのレポートを印刷して計算値を記録し、そのレポートのデータを使用して必要なパーツのオーバーライド プロパティを入力できます。この方法は、簡易表現を使用しているパーツやアセンブリに対してオーバーライド値を入力する場合に便利です。
計算されたプロパティをリセットするには
さまざまな設計の段階で設計者が重点を置く対象が変化すると、一般的なプロパティの上書き値を削除して計算値を復元したくなることがあります。
- リセットする一般的なプロパティの値を選択して削除します。
- [適用]をクリックします。