このセクションでは、2 つのサイド ロック セットを配置します。ロック セットは、金型の 2 つの分割面が正確に整合するようにします。作成可能なロック セットのタイプは、サイド ロックとインターロックの 2 つがあります。
サイド ロックは、金型の外部で中心線の軸の垂直方向と水平方向に加工され、金型の分割面の位置が確実に合うようにします。インターロックを使用すると、金型の分割面の位置をそろえるだけでなく、コアとキャビティをロックすることもできます。また、金型の分割面に生じる熱膨張を許容しながら、適切な位置関係を維持します。
- クイック アクセス ツールバーで、[デザイン ビュー] > [既定]をクリックします。
- キーボードで[F6]を押すと[ホーム]ビューに戻ります。
- リボンで[金型アセンブリ]タブ > [金型アセンブリ]パネル > [ロック セット]の順にクリックします。
- [ロック セット]ダイアログ ボックスで、[タイプ]メニューを展開します。
- [ベンダー] メニューから[DME]を選択します。
- [カテゴリ]メニューから[サイド ロック]を選択します。
- ウィンドウから、[FW45]を選択します。
- [ロック セット]ダイアログ ボックスで、[基準面]ツールが有効になっている必要があります。次の図に示すように、サーフェスを選択します。基準面はモールド ベース プレートの 1 つの上面または下面で、パーティング平面の位置を決定します。
- [ロック セット]ダイアログ ボックスで、[参照面]ツールが有効になっている必要があります。次の図に示すように、サーフェスを選択します。サイド ロックがアタッチされる参照面は、選択した基準面に対して垂直である必要があります。
- [ロック セット]ダイアログ ボックスで、距離とオフセットをともに[0 mm]に指定します。距離は、参照面の中心とサイド ロックの中心間の測定値を表します。オフセットはサイド ロックが組み込まれる金型プレートまでの距離になります。
- [ロック セット]ダイアログ ボックスで、[対称配置]オプションをクリックして最初のロック セットと対称をなす 2 番目のロック セットを作成します。[OK] をクリックします。
- [ファイルを命名]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックして、既定のままでロック セットを配置します。モデルが次の図のように表示されます。
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