拘束を追加する

拘束は、疑似的な環境条件として追加できます。拘束インスタンスは、ブラウザの[拘束]ノードの子ノードです。拘束ノードをダブルクリックすると、拘束を編集できます。

注: 拘束は、シミュレーション モデルの作成に不可欠で、シミュレーション結果に大きく影響する場合があります。拘束は慎重に検討し、実際の条件を正確に表現してください。[シミュレーション ガイド]を使用すると、拘束を適用する際に役立ちます。
 

[拘束]

拘束固有の情報

固定拘束設定

パーツ内の面、エッジ、頂点に固定拘束を設定します。固定拘束を設定すると、パーツに変位ゼロまたは強制変位を設定できます。

ピン拘束設定

円柱面にピン拘束を適用します。ピン拘束を適用すると、円柱面がラジアル方向、軸方向、接線方向を組み合わせた方向に移動または変形することを防げます。

摩擦なし拘束

パーツ内のフラットサーフェスまたは円柱状サーフェスに、摩擦なし拘束を適用します。摩擦なし拘束は、サーフェスが法線方向に移動または変形するのを防ぎます。

拘束を追加する

  1. 割り当てようとしている拘束のタイプに対応する拘束コマンドをクリックします。
  2. [選択]コマンドがアクティブになり、拘束タイプに関連のあるジオメトリを選択し始めることができます。ダイアログ ボックスを展開すると、詳細設定へのアクセスが可能になります。

ブラウザで拘束を右クリックすると、次の操作を実行できます。

ブラウザ内で項目の名前を変更するには、その項目をクリックし、少しの間そのままにしてから、もう一度クリックして、新しい名前を入力した後、[Enter]を押します。

注: 定義するシミュレーションのタイプによっては、拘束が必要ないものもあります。