アセンブリ ブラウザのユーザ定義フォルダ

アセンブリの作成では、コンポーネントの配置、フィーチャの作成、コンポーネントのパターン化、スケッチの作成などを行います。この設計工程の本質的な性質により、操作の順序付けを行うことが困難になり、モデル ブラウザで思いどおりに設計できない場合があります。また、各ブラウザ ノードがアセンブリ内で機能するロールを理解することも難しい場合があります。特に、ノードの名前を既定から変更しないように選択した場合などです。アセンブリ モデルがより大きく複雑になった場合の問題について考えます。他のユーザにはモデルがどのように構成されているかを理解することがさらに難しくなり、当初からの設計者でもモデルの各種特性を理解することが難しい場合があります。

ユーザ定義ブラウザ フォルダは、アセンブリ ブラウザ内のノードをグループ化することが可能な編成ツールです。選択した方法に従ってブラウザ フォルダを作成し、その中で適当なブラウザ ノードをグループにまとめます。たとえば、フォルダは、製造部門、ベンダー、材料、フィーチャ タイプなどに従って作成できます。このフォルダによって、設計の意図を適切に表現し、ワークフローを向上するように、アセンブリ ブラウザを編成できます。

ユーザ定義フォルダは特殊なアイコンによって表示され([開いたフォルダ]: 、閉じたフォルダ: )、他の Inventor ブラウザ フォルダと同じ操作で開いたり閉じたりできます。

ヒント