アセンブリ コンポーネント間へのモーション拘束の設定

[拘束]コマンドを使用して、各アセンブリ コンポーネントの間の移動の割合を指定します。

モーション拘束は、コンポーネント間の回転またはラック ピニオンの動作を維持します。比率を指定するか、ジオメトリを選択して比率を決定することができます。

回転コンポーネントの比率を指定するには、各コンポーネントで円形状の面またはエッジを選択します。相対的なサイズを基に比率を計算するには、各コンポーネントの円柱面を選択します。

ラック ピニオン コンポーネントの距離を指定するには、ラック コンポーネントの円形状の面とピニオン コンポーネントの直線状のエッジを選択します。円周および長さを基に距離を計算できます。ラック コンポーネントの円柱面と、ピニオン コンポーネントの直線状エッジまたはスケッチ線を選択します。

まず、拘束するコンポーネントをアセンブリ ファイルに配置します。

  1. リボンで、 [アセンブリ]タブ [関係]パネル [拘束] の順にクリックします。
  2. ダイアログ ボックスで、[モーション]タブをクリックします。
  3. [回転]または[ラック&ピニオン]をクリックします。
  4. グラフィックス ウィンドウで最初のコンポーネントを選択します。比率または距離を指定する円形状の面またはエッジを選択します。比率または距離を計算する円柱面を選択します。
  5. グラフィックス ウィンドウで 2 番目のコンポーネントを選択します。円柱面または直線状エッジを選択します。比率または距離は自動的に計算され、フィールドに入力されます。
  6. 必要に応じて、[順方向]または[逆方向]を選択して回転方向を変更します。
  7. 次のいずれかの動きを指定します。
    • [回転]拘束の場合、計算された割合を受け入れるか、割合を入力して、コンポーネント間の相対的な移動を指定します。
    • [ラック&ピニオン]拘束の場合、計算された距離を受け入れるか、最初のコンポーネントが 1 回転するたびに 2 番目のコンポーネントが移動する距離を設定します。
  8. [適用]をクリックして拘束の指定を続行するか、[OK]をクリックして拘束の指定を終了し、ダイアログ ボックスを閉じます。
注: 選択対象のコンポーネントが他のコンポーネントに隠れている場合には、次のいずれかの操作を実行してください。
  • 選択対象のコンポーネントを隠しているコンポーネントを一時的に非表示にしてから拘束を指定します。非表示にするコンポーネントをクリックして選択し、右クリックして[表示設定]を選択します。
  • ダイアログ ボックスで[最初にパーツをクリック]を選択し、拘束したいコンポーネントをクリックします。チェックマークをはずして選択モードに戻ります。