このセクションでは、スライダ アセンブリを配置します。スライダは、金型からサイド コアを引き出してプラスチック成形品を解放できるようにします。
- リボンで[金型アセンブリ]タブ > [金型アセンブリ]パネル > [スライダ]の順にクリックします。
- 次の図に示すように、モデルの向きを設定します。サイド コアに作成したインサートとヒールは、ビューの正面にあります。
- [スライダ]ダイアログ ボックスで、プレビュー イメージを確認して必要な参照について理解します。
- 次の図で「1」が付けられたサーフェスを[抜き方向]参照として選択します。
- [抜き方向]オフセットの値を[-93 mm]に変更します。
- 次の図で「2」が付けられたサーフェスを[基準平面]参照として選択します。
- [スライダ]ダイアログ ボックスで、[方向を反転]をクリックして基準平面の方向を反転させます。
- 次の図で強調表示されているエッジの中点を、[基準点]参照として選択します。マウス ポインタをエッジの中央近くに移動すると、自動的にエッジの中点を選択したことになり、黄色のドットが表示されます。
- 次の図に示すように、上部のプレートの底面を[ピン平面]参照として選択します。
- [スライダ]ダイアログ ボックスで[プレビュー]をクリックします。
- モデルを回転してスライダ アセンブリの底部を表示します。
- [スライダ]ダイアログ ボックスで、[サイド コア]をクリックします。次の簡略化した図に示すように、2 つのサイド コアのうち 1 つ(インサートまたはヒール フィーチャ)を[サイド コア]参照として選択します。
2 つともスライダから等距離の場所にあるので、1 つのインサートを選択するだけで十分です。
- [スライダ]ダイアログ ボックスで、[移動を更新]をクリックします。
- [スライダ]ダイアログ ボックスの上部で、[カスタマイズ]をクリックしてスライダアセンブリのパラメータを修正します。
- [コンポーネント]リストから、[角度ピン]を選択します。
- 選択したコンポーネントの右側で、[選択内容のプロパティ]をクリックします。
- [AP_l]パラメータを[85 mm]に変更します。
- [角度ピン]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックします。
- 他のコンポーネントについて、次の表で示されているように修正します。
[コンポーネント] |
パラメータ |
値 |
スライダ |
SL_b1 |
50 mm |
スライダ |
SL_b2 |
59 mm |
ガイド ストリップ (#1) |
SL_b1 |
50 mm |
ガイド ストリップ (#1) |
GS_es1 |
10 mm |
ガイド ストリップ (#2) |
SL_b1 |
50 mm |
ガイド ストリップ (#2) |
GS_es1 |
10 mm |
ロッキング ヒール |
LH_A |
48 mm |
- [スライダ]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックします。
- [ファイルを命名]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックして、既定のままでスライダを配置します。
- クイック アクセス ツールバーの[保存]をクリックして、アセンブリを保存します。
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