スライダ アセンブリを保存する

このセクションでは、スライダ アセンブリを配置します。スライダは、金型からサイド コアを引き出してプラスチック成形品を解放できるようにします。

  1. リボンで[金型アセンブリ]タブ > [金型アセンブリ]パネル > [スライダ]の順にクリックします。
  2. 次の図に示すように、モデルの向きを設定します。サイド コアに作成したインサートとヒールは、ビューの正面にあります。
  3. [スライダ]ダイアログ ボックスで、プレビュー イメージを確認して必要な参照について理解します。
  4. 次の図で「1」が付けられたサーフェスを[抜き方向]参照として選択します。
  5. [抜き方向]オフセットの値を[-93 mm]に変更します。
  6. 次の図で「2」が付けられたサーフェスを[基準平面]参照として選択します。
  7. [スライダ]ダイアログ ボックスで、[方向を反転]をクリックして基準平面の方向を反転させます。
  8. 次の図で強調表示されているエッジの中点を、[基準点]参照として選択します。マウス ポインタをエッジの中央近くに移動すると、自動的にエッジの中点を選択したことになり、黄色のドットが表示されます。
  9. 次の図に示すように、上部のプレートの底面を[ピン平面]参照として選択します。
  10. [スライダ]ダイアログ ボックスで[プレビュー]をクリックします。
  11. モデルを回転してスライダ アセンブリの底部を表示します。
  12. [スライダ]ダイアログ ボックスで、[サイド コア]をクリックします。次の簡略化した図に示すように、2 つのサイド コアのうち 1 つ(インサートまたはヒール フィーチャ)を[サイド コア]参照として選択します。

    2 つともスライダから等距離の場所にあるので、1 つのインサートを選択するだけで十分です。

  13. [スライダ]ダイアログ ボックスで、[移動を更新]をクリックします。
  14. [スライダ]ダイアログ ボックスの上部で、[カスタマイズ]をクリックしてスライダアセンブリのパラメータを修正します。
  15. [コンポーネント]リストから、[角度ピン]を選択します。
  16. 選択したコンポーネントの右側で、[選択内容のプロパティ]をクリックします。
  17. [AP_l]パラメータを[85 mm]に変更します。
  18. [角度ピン]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックします。
  19. 他のコンポーネントについて、次の表で示されているように修正します。
    [コンポーネント] パラメータ
    スライダ SL_b1 50 mm
    スライダ SL_b2 59 mm
    ガイド ストリップ (#1) SL_b1 50 mm
    ガイド ストリップ (#1) GS_es1 10 mm
    ガイド ストリップ (#2) SL_b1 50 mm
    ガイド ストリップ (#2) GS_es1 10 mm
    ロッキング ヒール LH_A 48 mm
  20. [スライダ]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックします。
  21. [ファイルを命名]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックして、既定のままでスライダを配置します。
  22. クイック アクセス ツールバーの[保存]をクリックして、アセンブリを保存します。

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