各シミュレーションには、固有のシミュレーション プロパティがあります。これらのプロパティには、フレーム解析設定とアセンブリのリプレゼンテーション情報から値が渡されます。次に、シミュレーションの目的に応じてプロパティを指定します。ダイアログ ボックスには、標準のコントロールと特定のコントロール用のタブが表示されます。
[シミュレーション タイプ]プロパティでは、静解析と固有値解析の選択と、それらのタイプに関連するプロパティの選択を行うことができます。シミュレーションで既定以外の設定が必要になった場合は、任意に設定を変更してください。
アクセス: |
[シミュレーションを作成]コマンドを使用すると、[新規シミュレーションを作成]ダイアログ ボックスが表示されます。 シミュレーション ブラウザ ノードを右クリックして、[シミュレーションを編集]をクリックすると[シミュレーション プロパティを編集]ダイアログ ボックスが表示されます。 [シミュレーション タイプ]タブが既定で表示されます。 |
名前 |
名前を割り当てます。既定では、"Simulation" にコロンと数値の指示子が続く名前になり、数値には 1 から n の値が割り振られます。新規シミュレーションごとに、次に大きな値が名前に割り振られます。この名前は、シミュレーションに関するすべてのユーザ表示参照に使用されます。 | |
[静解析] |
応力と変位を確認するために、動作のないモデルを評価します。 |
|
[固有値解析] |
モデルの振動の自然周波数を判定します。 |
|
[初期応力を考慮] |
モデルの応力を計算し、事前に応力がかけられた状態でモードを計算する場合に選択します。 このオプションは、既定でオンになっています。 |
|
[最大モード数] |
計算されるモードの数を入力します。 |
|
[公差] |
構造の繰り返し解析中に達する公差の最大値を指定します。既定値は 0.0001 です。 既定のドキュメント値の代わりに、異なる長さの単位で値を入力することができます。 |
|
[反復回数] |
最大反復回数を入力します。既定値は 8 です。 入力した数字を超え、必要な公差に達しない場合、構造の計算は中止されます。 |
|
[OK] | 設定の変更を受け入れて、選択したシミュレーションにそれらの設定を適用します。 | |
[キャンセル] | 現在のダイアログ ボックスのセッションをキャンセルします。このセッションで加えられた、まだ適用されていない変更は、破棄されます。 | |
[適用] | 現在のダイアログ ボックスの値に基づいて、シミュレーション設定値を設定、修正します。 |