Microsoft Excel スプレッドシートから 2D スケッチ、3D スケッチ、または図面スケッチに点をインポートできます。点は、検査点、スポット溶接の位置、スプライン上の点を表すことができます。
インポートされた点にフィットする線分を自動的に作成できます。
インポートされた点は元のファイルに関連付けられていません。インポート処理後に元のファイルに変更を加えても、Inventor のジオメトリに影響はありません。
スプレッドシートに Z 軸の値が含まれている場合は、X および Y の値だけが 2D スケッチにインポートされます。
インポートした点の動作
- 一致曲線を削除すると、この操作にはスケッチ点も含まれ、削除されます。中心点のみが残ります。
- 点のテーブルは、ファイルの最初のワークシートに記入する。
- テーブルは、必ずセル A1 から始める。
- 最初のセル(A1)に含まれる計測単位は、スプレッドシート内のすべての点に適用されます。単位が指定されていない場合は、既定の単位が使用適用されます。
- 必要な列の順序は、列 A は X 座標、列 B は Y 座標、列 C は Z 座標です。
- セルには、算出後数値で表せる公式を記入することができます。
- 点はスプレッドシートの行と一致します。つまり、最初にインポートされた点は 1 行目の座標と一致します。スプラインまたは線分が自動的に作成される場合、最初の点から開始され、インポートの順序に基づいて他の点を通過します。
インポートした点を使用した 3D スケッチの名前
インポートした点が格納された 3D スケッチには、ニュートラルな STEP ファイルまたは IGES ファイル内にある点を持つ画層またはグループと同じ名前が付けられます。ニュートラル形式ファイル内の点に画層またはグループの情報が含まれていない場合、3D スケッチ名は Sketch1 などのシステム定義の名前になります。
注: ブラウザ ツリーでは、同一のパーツ ドキュメント内で重複する名前を付けることはできません。名前の競合を解決するため、3D スケッチでは、グループ名または画層名には、接頭辞「3D」が付きます。たとえば、「MyLayer」という名前の基準ソリッドがあるとします。その画層内に点があれば、「3D MyLayer」という新しい 3D スケッチが生成され、そこに 3D スケッチ点が格納されます。