旧バージョン(Autodesk Inventor Professional 10 以前)での従来の自動ルーティング機能と比べて、現行バージョンの新しいスケッチ ルーティング機能では、多くの革新的なツールが提供されています。これらのツールは、自動ルーティングと組み合わせて使用すると、ルートスケッチを柔軟にコントロールすることができます。
旧バージョン(Autodesk Inventor Professional 10 以前)から現行バージョンにアップデートする場合は、強化されたルート作成作業手順について明確に理解しておくと役に立ちます。詳細については、「固定パイプ ルートおよびベンド チューブ ルートを作成する」を参照してください。
固定ルートのモデル ブラウザは強化されています。ベンド チューブ ルートは固定パイプ ルートと同じように動作が強化されています。
バージョン間のルート レベルの変更に注意してください。
ルートの 3D スケッチ編集環境に入るためには、ルートをアクティブ化して 3D スケッチ コマンドを有効にします。
自動的に計算された固定ルート ポイントは、インデントされたルート ポイントを持つ自動ルート領域にマイグレーションされます。マイグレーション中に、3D スケッチの拘束や寸法が中間ルート セグメントに適用されます。自動ルート領域では、次の点が強化されました。
手動で挿入しアセンブリ ジオメトリから選択された固定ルート ポイントは、スケッチ ルート ポイントにマイグレーションされます。マイグレーション中に、3D スケッチ拘束がある場合は、関係するルート ポイントとセグメントに適用されます。[拘束を表示]コマンドを使用して検証します。
マイグレーションされた派生ルートの場合は、ブラウザは、起点、3D スケッチ、パーツの終端のノードが削除されている以外は同じになります。派生ルートとベース スケッチのリンクを解除すると、派生ルートは一連のスケッチ ルート セグメントになります。