Autodesk Inventor をインストールするときに選択した既定の計測単位に合わせて、パーツの作成に使用される既定のテンプレートが設定されます。既定のテンプレートやその他の既存のテンプレートを使用したり、既存のテンプレートを修正したりできます。また、独自のテンプレートを作成することもできます。
パーツ ファイルを Templates フォルダに保存すれば、テンプレートになります。たとえば、他のパーツで使用する設定、プロパティ、その他の要素を含むパーツ ファイルがある場合は、そのコピーを Autodesk¥Inventor [バージョン番号]¥Templates フォルダに保存します。次回のパーツ ファイル作成時には、新しいテンプレートが使用できます。
Templates フォルダの既定の場所は次のとおりです。
Microsoft Windows 7 および Windows 8: ユーザー¥パブリック¥ドキュメント¥Autodesk¥Inventor [バージョン番号]¥Templates
パーツの作成をスムーズに行うための設定や既定値の設定は、すべてテンプレートに保存しておくことができます。
コスト センター、プロジェクト名、またはマネージャのようなプロパティを指定したり、プロパティをテンプレートの一部として保存したりできます。プロパティを使用して、ファイルの検索、トラッキング、管理ができます。プロパティを使用することで、表題欄、パーツ一覧、部品表に対して、情報の自動追加や自動保守が可能になります。
どのテンプレートも、既定のテンプレートに設定できます。そのファイルを standard.ipt という名前で Templates フォルダに保存します。既存の既定のテンプレートを上書きしないようにするために、既定のテンプレートを移動するか、名前を変更してから、新しいテンプレートを保存するようにしてください。
Templates フォルダにあるファイルは、新しいファイルを作成するときに[新規作成]ダイアログ ボックスの[既定]タブに表示されます。[Templates]フォルダのサブフォルダにあるファイルは、[新規作成]ダイアログ ボックスのその他のタブに表示されます。