ルートと配管を設定する

ライブラリ コンポーネントで定義したルートを設定するには、[ルート設定]コマンドを使用します。突合せ溶接スタイルがアクティブであり、ギャップが表示されている場合、設定されるルートのコンポーネント間のギャップが表示されます。設定対象のルートを 1 つまたは複数選択すると、選択したルートとそのルートに関連付けられているスタイルによって定義されたパスに基づき、チューブ&パイプで、必要なセグメントの長さと継手(または曲げ)が決定されます。配管パーツ ファイルの名前変更が許可されている場合は、配管パーツの新しいファイル名の設定を続行するか、既定をそのまま使用します。

チューブ&パイプ アセンブリ内に新しいルートを作成および設定すると、新しいルートが中心線表示ではなく、設定された状態で表示されます。パイプ配管が更新の保留に設定されていても、中心線は表示されません。既定では、ルート中心線は関連付けられたすべての図面ビュー内で非表示にされます。新しいルートの中心線は、個々のルートのレベルで復元できます。

ルートと配管を設定した後でも、直線、角度、および半径の寸法は依然として表示されます。ビューにクリアするには、パイプ配管をアクティブにし、ルートを右クリックして、[寸法の表示設定]オプションで該当するルートの寸法を非表示にします。[表示]タブ[表示設定]パネル[オブジェクトの表示設定]ドロップダウン メニューの[3D スケッチ]オプションを使用すると、各寸法を一時的に非表示にできますが、恒久的に非表示になるわけではありません。

ルートのセカンダリ オカレンスを設定することはできません。パイプ配管内のすべてのルートがアダプティブ化されていない場合、[ルート設定]コマンドは使用できません。

注: ルートの開始または終了時に選択した接続にフランジ末端処理が行われている場合、ルートの開始または終了時にガスケットおよびフランジは設定されません。必要ならコンポーネントを手動で配置します。