Bagley 補正定数で、樹脂ごとに固有です。固有データが存在しない場合は、標準値を使用してジャンクチャー ロスが成形品において重大であるかどうかを確認できます。
ジャンクチャー ロスとは、直径が大きく変化するパスを樹脂が通る際に発生する油圧損失を計算したものです。そのような変化は、ランナーの端からゲートにかけて発生する場合があります。ソフトウェアでは、この損失を、Bagley 補正定数を使用して、材料に対して計算します。
選択した材料にジャンクチャー ロス係数がない場合は、標準値をジャンクチャー ロス係数として使用します。値の範囲は 2.5 ~ 1 (標準値 2)であるのに対し、値の範囲は 0.00001 ~ 10 (標準値 0.0001)です。ジャンクチャー ロスが成形品において重大であると分かった場合は、ジャンクチャー ロス係数を取得するため、Autodesk Moldflow Plastics Labs による材料の測定を推奨します。