図面ビューを配置、またはスケッチを作成したら、自動または手動で中心線と中心マークを追加します。
穴および押し出しによるカット(中点平面の押し出しを除く)があるモデルを含む、円、円弧、楕円、パターンに自動中心線と中心マークを追加することができます。iFeature と iPart にも、自動中心線と中心マークを追加できます。
図面または図面テンプレートを設定するときに、[ドキュメントの設定]のオプションを使用して、自動中心線を追加するための既定を定義します。設定には、中心線と中心マークを受け取るフィーチャのタイプ、およびジオメトリの投影が垂直か平行かが含まれます。しきい値を設定して、半径が指定値よりも大きいまたは小さい、もしくは角度が最小角度よりも小さい円形フィーチャを除外することができます。
中心線や中心マークのスタイルは[中心マーク スタイル]に指定されています。
図面ビュー内の個々のフィーチャまたはパーツに、以下の 4 種類の中心線および中心マークを手動で適用することができます。
アクティブな規格に関連付けられた既定のスタイルを使用するか、スタイルで設定されているマーク、ギャップ、寸法補助線、およびその他の属性を変更してから、図面に中心線や中心マークを配置します。自動および手動による中心マークや中心線の外観は、アクティブな中心マーク スタイルで設定されます。スタイル ライブラリに変更を保存しない場合、スタイルへの変更は現在のドキュメントに対してのみ有効です。
[スタイルおよび規格エディタ]の[画層]セクションで、中心マークと中心線の線種を変更することができます。図面上の中心マークや中心線の外観は、選択した線種に応じて変わります。
すべてのビューについてモデルの重心を計算できます。ブラウザで、モデルの最上位レベルを選択し、右クリックして[重心]を選択します。このコマンドは、モデルの重心を計算し、図面ビューの重心の相対位置に中心マークを作成します。
図面ビューの重心の位置は、その図面ビューで参照されているモデルに関して計算されます。重心の計算では以下の項目が考慮されます。
ビューで参照されているポジション リプレゼンテーション。デザイン ビュー リプレゼンテーションおよび詳細レベル リプレゼンテーションは重心に影響しません。重心は、アセンブリのマスター詳細レベル リプレゼンテーションのみを参照します。 モデルの省略または置き換えは、重心の位置に影響しません。
溶接の状態(準備、溶接、機械加工ビュー)。 コンポーネントが独立した準備ビューでは重心を表示できません。
iPart または iAssembly メンバ ビュー。
シート メタル フラット パターンと曲げモデル。
モデルを変更すると、図面ビューの重心の位置が自動的に更新されます。
オーバーレイ ビューを除く 1 つのビューに対して、重心リプレゼンテーションが 1 つだけ表示されます。 これらは、基本リプレゼンテーションと同様に、重なったポジション リプレゼンテーションごとに重心を 1つ表示できます。
ドラフト ビューやプレゼンテーション ファイルのビューに対しては、重心はサポートされていません。
詳細図や切り取り図などのカット操作では、重心の計算は切り取られたモデルや詳細なモデルに対してではなく、元のコンポーネントに対して実行されます。
中心マークは、現在の中心マーク スタイルを使用して書式設定されます。
重心の中心マークをドラッグして移動することはできません。