各ハーネス コンポーネントには、プロパティのセットが含まれています。これらのプロパティは、作成するレポートや図面などのドキュメントで使用されます。プロパティは、曲げ半径やバンドルの直径など、デザインの特定の面をチェックするためにも使用されます。AutoCAD Electrical データをインポートすると、参照指定オカレンス プロパティを使用してワイヤのコネクタが識別されます。
プロパティは、アセンブリ内のさまざまなレベルで追加されます。それらのプロパティをライブラリ内のソース コンポーネントやアセンブリ内のそのコンポーネントの任意のオカレンスに追加することができます。
ハーネス オブジェクトを作成する場合は、コネクタ オカレンスの参照指定やワイヤのワイヤ ID のように必須のプロパティもあります。それ以外にどのプロパティを設定するかは、ユーザが決定できます。
どのプロパティを設定するかは、その後の工程を担当するユーザのために作成するドキュメントによって決まります。ハーネス セグメントの長さや調整後の長さなどの一部のプロパティは、関連するコンポーネントの配置や設定から取得されます。これらのプロパティは変更できませんが、表示したり、ドキュメントで使用することはできます。
ケーブル & ハーネスでコンポーネントがアクティブな場合は、プロパティの設定、表示ができます。 他のオブジェクトからアクセスできるプロパティもあります。たとえば、[ワイヤ プロパティ]ダイアログ ボックスから、ワイヤが接続されているパーツやピンのプロパティを表示および変更することができます。