カスタム規格の作成と寸法スタイルの確認

図面には、図面注記の既定の外観をコントロールするスタイルが保存されます。Drawing Styles.idw ドキュメントには、ISO 規格に対応するスタイルが含まれています。ドキュメントの作成時に、スタイルは ISO テンプレートからコピーされます。

ローカル ドキュメントの他に、図面のスタイル ライブラリのスタイルを使用することができます。スタイル ライブラリには、自社で使用するすべてのスタイルを保存できます。ドキュメント サイズを小さくするため、スタイル ライブラリ内のスタイルは図面内のスタイルよりも多くなります。

Drawing Styles.idw ドキュメントで使用可能なスタイルを確認する手順は、次のとおりです。

  1. リボンで、 [管理]タブ [スタイルと規格]パネル [スタイルおよび規格エディタ] の順にクリックします。

    [スタイルおよび規格エディタ]ダイアログ ボックスが表示されます。左側のブラウザ パネルに、スタイルがタイプ別にソートされて表示されます。右側のパネルには、ブラウザ パネルで選択した項目に関する詳細が表示されます。

  2. 使用可能なすべてのスタイルを確認するには、[フィルタ]リストから[すべてのスタイル]を選択します。

    ブラウザの[規格]リストに、スタイル ライブラリで使用可能なすべての規格が表示されます。Default Standard (ISO)が太字で表示され、図面では現在この規格がアクティブであることが示されます。

    アクティブな規格は、図面で使用する注記スタイルのセットを定義します。さらに、ビュー、テキスト、ハッチング、オブジェクトの既定の設定も含まれています。

  3. カスタム規格スタイルを作成するには、[Default Standard (ISO)]を選択して[新規...]をクリックします。
  4. [新規ローカル スタイル]ダイアログ ボックスの[名前]にModified Standard (ISO)と入力して[OK]をクリックします。

    [Default Standard (ISO)]に基づく新しい規格が、ブラウザの[規格]ノードの下に追加されます。

  5. カスタム規格をアクティブにするには、[Modified Standard (ISO)]を右クリックして[アクティブ]を選択します。
  6. ブラウザの[寸法]ノードをクリックします。次に、[寸法スタイル]パネルで、使用可能な寸法スタイルの一覧を確認します。
    次の点について確認してください。
    • 図面に保存されているスタイルの場所は[Both]、スタイル ライブラリに保存されているスタイルの場所は[Library]です。
    • 図面で使用されるスタイルの[使用中]列には、[はい]と表示されます。
    • すべてのスタイルの[変更]列には[いいえ]と表示されます。
  7. [フィルタ]リストから[ローカル スタイル]を選択します。図面ファイルに保存された寸法スタイルを確認します。

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