カスタムショートカットキー

コマンドを開始するためのカスタムショートカットを作成したり、既定のショートカットを変更することができます。

ショートカットに使用するキーの組み合わせは、既定ショートカットに既に割り当てられていることもあります。その場合は通常、ショートカットを削除し、選択したコマンドにキーを再割り当てすることができます。

ショートカットに関する方針

モデリングおよびその他の汎用タスクには、コマンドエイリアスを割り当てる。
ズームや画面移動などの割り込みコマンドや、印刷などのファイルユーティリティ機能には、カスタムショートカットを割り当てます。

注: [Shift]と文字の組み合わせは使用しないでください。この組み合わせはコマンドエイリアスとなるためです。[Shift]は別の修飾キー([Ctrl]または[Alt])とともに使用してください。R11 の既存のショートカットは使用できますが、[Shift]のみを使用する R11 のショートカットは、[Shift]+[Ctrl]の組み合わせに変更されました。

既定のショートカットにオーバーライドする

一部のキーは、特定の目的のために予約されています。たとえば、すべての[F]キー(ファンクションキー)は、グローバルな操作のために予約されており、カスタムショートカットには使用できません。

ショートカットに使用できないキー

ファンクションキー以外に、次のキーも予約されており、カスタムショートカットには使用できません。

`[Enter]` (リターン)	`[Num Lock]`	「Windows」キー	`[Scroll Lock]`
「メニュー」キー	`[Backspace]`	`[Print Screen]`	スペースキー
`[Caps Lock]`	`[Pause/Break]`	`[Esc]`	`削除`
左右の矢印キー	[Num Enter]	`[Tab]`	`[挿入]`
`[Ctrl]`+`[C]`	`[Ctrl]`+`[V]`	`[Ctrl]`+`[X]`

その他の標準以外のキー(マルチメディアキーやインターネットキーなど)も不適当です。

[Alt]と[A]～[Z]または[1]～[0]の組み合わせは使用しないでください。この組み合わせを使用すると、メニューコマンドにアクセスする Microsoft Windows の標準アクセラレータキーの割り当てと競合する可能性があります。
[Alt]は、[Shift]、[Ctrl]などの他の修飾キー、さらに文字キーまたは数字キーと組み合わせて使用することをお勧めします。

ショートカットを再利用および共有する

[カスタマイズ]ダイアログボックスで、ショートカットを XML ファイルにエクスポートすることができます。そうすると、カスタムショートカットを他のユーザと共有することが可能になります。リボンおよびマーキングメニューのカスタマイズ設定も、同じ XML ファイルに保存できます。新しいリリースの Autodesk Inventor を開くときに、ショートカットおよびその他のカスタマイズ設定をインポートできます。

インポート操作とエクスポート操作における既定のインストール先:

Microsoft Windows 7 と Windows 8 の場合: ユーザー¥[ログイン名]¥AppData¥Local¥Autodesk¥Inventor [バージョン番号]¥Preferences

カスタムショートカットとコマンドエイリアスのヒント

数字キーパッドに割り当てられたショートカットは、ラップトップコンピュータでは使用できないことがあります。
キーの組み合わせまたは文字シーケンスが既定のショートカットまたはエイリアスで既に使用されている場合があります。[カスタマイズ]ダイアログボックスでは、既存の割り当てをオーバーライドし、選択したコマンドにキーの組み合わせまたは文字シーケンスを割り当てることができます。
予約済みのショートカットでキーの組み合わせが既に使用されていることがあります。この場合、エイリアスをコマンドに割り当てることはできますが、カスタマイズされたショートカットを割り当てることはできません。
[カスタマイズ]ダイアログボックスの[キーボード]タブで、[クリップボードへコピー]を使用して、コマンド名とその割り当て済みエイリアス、およびショートカットのリストをコピーします。このデータを Excel のスプレッドシートや任意のワードプロセッサにクリップボードから貼り付けることができます。
注: ショートカットの編集中にこのコマンドを選択した場合、ショートカットに対するすべての変更が破棄され、最後の値にリセットされます。

カスタム ショートカット キー