複数のサーフェスをステッチして 1 つのキルトにすることができます。正常にステッチするには、エッジ同士が同一サイズで、互いに隣接していなければなりません。
以下の目的でステッチをコンストラクション環境で使用します。
- インポートしたサーフェスを解析する
- エッジを色分けして、どのエッジが現在ステッチされているのかを示したり、どのエッジがフリーで隣接サーフェスにステッチできるのかを示す
- 1 つまたはすべてのサーフェスをキルトにステッチするために選択する
[ステッチ]コマンドを使用するには、次の手順に従います。
- 必要に応じて、コンストラクション環境をアクティブにします。ブラウザでコンストラクション フォルダを右クリックし、[コンストラクションを編集]を選択します。
- リボンで、
[コンストラクション]タブ
[サーフェス]パネル
[ステッチ]
の順にクリックします。[ステッチ]ダイアログ ボックスが表示されます。 - サーフェスを選択する方法を選択します。
- すべてのサーフェスを一度に選択するには、右クリック メニューから[すべて選択]を選択します。
- グラフィックス ウィンドウで、1 つまたは複数のサーフェスをクリックして選択します。サーフェスを選択すると、エッジ条件が表示されます。共通エッジを持たないエッジは赤で表示されます。正常にステッチされたエッジは黒く表示されます。
- [解析]タブをクリックしてエッジ解析を有効または無効にし、エッジを評価してからエッジをステッチします。 注: 接線エッジの解析を有効にすると、システムのパフォーマンスが低下します。
- [ステッチ]タブをクリックします。
- 許容差を設定します。
- 複数のサーフェスを 1 つのキルトまたはソリッドにまとめるには、[適用]をクリックします。
新しくステッチされたすべてのエッジが黒く表示されます。残りのフリー エッジはまだ赤で表示されており、[残りのフリー エッジを検索]一覧に、各エッジ ペア間の最大距離とともに表示されます。ステッチ処理の対象として選択されておらず、検討する必要のないフリー エッジは値を持っていません。
- サーフェスのステッチが最初の試行で成功しなかった場合、[最大許容差]一覧に値を選択するか、値を入力することによって、許容差コントロールを使用します。ステッチする残りのエッジ ペアと、関連付けられている最も小さい[最大ギャップ]値を確認します。最大ギャップ値とは、ステッチ コマンドが公差エッジを作成するときに考慮する最大ギャップのことです。[最大許容差]の値を入力するとき、最も小さい[最大ギャップ]値をガイドとして使用します。たとえば、[最大ギャップ]が 0.00362 なら、ステッチが成功するためには[最大許容差]一覧に値 0.004 を入力します。 注: 一覧で[最大許容差]の値として使用する値を右クリックすることもできます。
- [適用]をクリックします。新しくステッチされたすべてのエッジが黒く表示されます。
- ステッチ処理が完了したら、[完了]をクリックします。すべてのエッジは、Stitch コマンドを入力する前の色に戻ります。