オートデスクのデータを DWF 形式でパブリッシュし、Autodesk Design Review を使用して表示できます。データの表示と共有は、ベンダー、顧客、マーケティングとコミュニケーションを取る際に重要なツールです。
Autodesk Inventor をインストールしていない場合でも、パブリッシュされた DWF ファイルを使用することができます。DWF ファイルは高率圧縮され、手早く開いて表示することができ、また電子メールで共有できます。
Autodesk Inventor からパブリッシュすると、2D および 3D ファイルの線幅、尺度、質量プロパティなどのデザイン データを維持する DWF ファイルが作成されます。2D と 3D の両方のデータを 1 つのファイルに含めることができます。また、構造解析のボリューム プロットをパブリッシュすることもできます。
パブリッシュされたファイルは、Autodesk Design Review を使用して表示および印刷できます。
構造解析結果のパブリッシュ
- フォン ミーゼス応力、変位、固有値解析でのモードシェイプのうちの 1 つなどをシミュレーション ブラウザで選択し、エクスポートするシミュレーション結果を表示します。
[エクスポート][DWF ファイルにエクスポート]の順にクリックします。または、[名前を付けて保存] [コピーを名前を付けて保存]をクリックし、ファイル タイプとして DWFx を選択することもできます。- パーツ環境では、[パーツをパブリッシュ]ダイアログが開いてパブリッシュ オプションを設定できます。[簡易]オプションを選択します。
- アセンブリ環境では、[アセンブリをパブリッシュ]ダイアログが開いてパブリッシュ オプションを設定できます。[簡易]オプションを選択します。注: 現在、シミュレーション結果の出力に[完全]と[カスタム]オプションはサポートされていません。
- [パブリッシュ]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じるか、[ドキュメントを DWF ファイルにパブリッシュ]を開きます。DWF ファイルの名前とディレクトリを指定します。注: [ドキュメントをパブリッシュ]ダイアログを表示して、調整するには、[オプション]をクリックします。
- [保存]をクリックして、DWF ファイルを生成します。
DWF 形式の構造解析結果
構造解析の結果では、加えられた力の強さや拘束に応じてさまざまな色で結果が表示されます。
構造解析環境を使用している間は、各種の表示コマンドを使用して、DWF ファイルにエスクポートするビューを作成できます。たとえば、応力のコンターに対する色の数の指定、およびカラーバー設定を使用する最大および最小のしきい値の定義が可能です。
シミュレーション ブラウザのバーでは、Autodesk Design Review で表示する結果を選択および表示できます。
パーツまたはアセンブリ モデルの現在の状態が DWF ファイルにパブリッシュされます。すべての解析タイプがパブリッシュされるわけではなく、パブリッシュ時に画面に表示されているアクティブなタイプだけがパブリッシュされます。
構造解析結果を DWF ファイルにパブリッシュすると、このファイルにはパーツの結果タイプ、カラーバー、色のマッピング、およびワイヤフレームとして表示される変形されていないパーツなどの情報が含まれます。