[アプリケーションオプション]の設定でパフォーマンスを向上させる

前述の技法の一部を使用することで、パフォーマンスの問題が解決される場合があります。見つからない場合、リソース消費量が最小限に抑えられるように[アプリケーション オプション]を調整するための推奨事項が、次の節に記載されているので参照してください。

アクセス:

リボン: [ツール]タブ [オプション]パネル [アプリケーション オプション]

下の一覧で示すタブの設定は、パフォーマンスまたは容量に影響することがあります。

[一般]

[コマンド プロンプトを表示] = オフ

[最適選択を有効化] = オン

[プレハイライト表示を有効化] = オフ

[許容差コントロールを検索]: 値を小さくすると、パフォーマンスが向上します。

[元に戻す]: この操作で使用されるバッファ サイズに対して、指定したパーティションに十分な空き容量があるか確認してください。

[ファイル]

[プロジェクト フォルダ]: ローカル ドライブから作業することをお勧めします。ネットワーク経由で Autodesk Inventor ファイルを操作することは避けてください。コラボレーション プロジェクトで作業する場合は、Vault を使用してください。

[色]

[背景] = 1 色

[表示]

[外観設定]

[影]オプションは、フィーチャ レベル 3.1 以下をサポートするハードウェアのパフォーマンスに影響する可能性があります。ご使用のグラフィックス カードでサポートされているフィーチャ レベルを特定するには、次の操作を行います。

  1. [ツール]タブの[オプション]パネルで、[アプリケーション オプション]をクリックします。
  2. [ハードウェア]タブを選択して、[診断]をクリックします。
  3. 表示されるダイアログ ボックスの[AIRViz Device Manager]の欄に、ご使用のハードウェアでサポートされているフィーチャ レベルに関する情報が表示されます。

影の効果をオフにすることにより、フィーチャ レベルが低い場合のパフォーマンスが改善されます。次の順序で一度に 1 レベルずつ実験して、影の使用の適正なレベルを見つけることをお勧めします。

[間接光の影] = オフ

[オブジェクトの影] = オフ

[影付き] = オフ

グラフィックスのレスポンスを向上させるその他のオプションは次のとおりです。

[表示遷移時間] = 0 : Inventor は表示遷移を自動的に管理しますが、表示遷移時間を減らすことにより、自動設定を上書き変更することができます。

[最小フレーム レート] = 10: このオプションがオンの場合、[画面移動]、[ズーム]、および[回転]時に表示されるグラフィカル情報が少なくなります。この設定は自動的に管理されますが、ユーザが自動設定を手動で上書き変更するために存在します。

[ハードウェア]

[Direct3D グラフィックス ハードウェアを使用]

メモリ消費量は、グラフィックス カードによって変わることに注意してください。推奨されるビデオ カードとその他のハードウェア コンポーネントについて、Autodesk の Web サイトを参照してください。

このタブでは、既定の設定を使用してください。安定性に問題がある場合、このページの利用可能な他のオプションを操作してください。

図面

パフォーマンスおよび容量を向上させるには:

スケッチ

[スケッチの作成と編集時に自動的にエッジを投影]オプションが不要な場合には、選択しないでください。パフォーマンスが向上し、不必要に容量を使用するのを防ぎます。

[ノートブック]

[ノート アイコン]を選択していない場合、容量が増加します。