プロセス設定

成形品のプロセス設定を手動で定義する

  1. プラスチック成形品がアクティブになっており、樹脂材料が選択されていて、成形品のゲート位置が 1 つ以上あることを確認します。
  2. [コア/キャビティ]タブで [成形品プロセス設定]をクリックします。[プロセス設定]ダイアログ ボックスが表示されます。[設定]タブの金型温度および樹脂温度の既定値は、Autodesk Moldflow 材料データベースから取得されます。
  3. プロセス設定を編集します。
  4. [OK]をクリックします。ブラウザの個々の成形品の下に、[プロセス設定]ノードが表示されます。

金型アセンブリのプロセス設定を手動で定義する

  1. 材料が選択されていることを確認します。
  2. [金型レイアウト]タブで[金型プロセス設定]をクリックします。[金型プロセス設定]ダイアログ ボックスが表示されます。[設定]タブの金型温度および樹脂温度の既定値は、Autodesk Moldflow 材料データベースから取得されます。
  3. プロセス設定を編集します。
  4. [OK]をクリックします。Mold Design ブラウザの金型アセンブリの下に、[プロセス設定]ノードが表示されます。
  5. 注: バーチャル スプルーを定義するには、ダイアログ ボックスを拡張します。バーチャル スプルーを使用すると、モールド ベースや実際のスプルーを作成しなくても、金型充填解析を行うことができます。

成形品の推奨プロセス設定を取得する

使用する最適なプロセス設定がわからない場合は、モールディング ウィンドウ解析を開始して推奨値を取得します。

  1. [コア/キャビティ]タブで [成形品プロセス設定]をクリックします。[プロセス設定]ダイアログ ボックスが表示されます。[推奨]タブで、表面仕上げを選択します。
  2. [開始]をクリックして、成形品のモールディング ウィンドウ解析を開始します。[プロセス設定]ダイアログ ボックスに解析の進行状況が表示されます。[停止]をクリックすると、解析が停止し、結果は生成されません。解析が完了すると、[概要]ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [概要]ダイアログ ボックスの[モールディング ウィンドウ]タブで、結果を表示します。
  4. [OK]をクリックして推奨プロセス設定を受け入れ、Mold Design ブラウザに追加します。Mold Design ブラウザで、アクティブ パーツの結果フォルダの下に、[モールディング ウィンドウ解析]ノードと[概要]ノードが表示されます。個別の成形品の下に[プロセス設定]ノードが表示されます。このノードを使用すると、プロセス設定を後から編集できます。

金型アセンブリの推奨プロセス設定を取得する

金型アセンブリに使用する最適なプロセス設定がわからない場合は、モールディング ウィンドウ解析を開始して推奨値を取得します。

  1. 材料が選択されていることを確認します。
  2. [金型レイアウト]タブで[金型プロセス設定]をクリックします。[金型プロセス設定]ダイアログ ボックスが表示されます。[推奨]タブで、表面仕上げを選択します。
  3. [開始]をクリックして、モールディング ウィンドウ解析を開始します。[プロセス設定]ダイアログ ボックスに解析の進行状況が表示されます。[停止]をクリックすると、解析が停止し、結果は生成されません。解析が完了すると、[概要]ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. [概要]ダイアログ ボックスの[モールディング ウィンドウ]タブで、結果を表示します。
  5. [OK]をクリックして推奨プロセス設定を受け入れ、Mold Design ブラウザに追加します。Mold Design ブラウザで、金型アセンブリの結果フォルダの下に、[モールディング ウィンドウ解析]ノードと[概要]ノードが表示されます。金型アセンブリの下に[プロセス設定]ノードが表示されます。このノードを使用すると、プロセス設定を後から編集できます。

プロセス設定を編集する

成形品および金型アセンブリの既存のプロセス設定は編集できます。この操作を実行すると、充填解析や収縮解析など、既存のプロセス設定に依存する他の解析結果が無効になります。

  1. Mold Design ブラウザで、編集する[プロセス設定]ノードを右クリックします。[プロセス設定]ノードは、金型アセンブリまたは個別の成形品の下にあります。
  2. 右クリック メニューで[フィーチャ編集]を選択します。[プロセス設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. プロセス設定を調整します。
  4. [OK]をクリックします。
    注: 成形品充填金型充填成形品収縮金型収縮など、他の解析結果がある場合、新しいプロセス設定を適用すると、これらの解析結果は無効になります。最新でない解析結果としてマークされ、解析結果ノード アイコンの外観が変化します。

プロセス設定を削除する

成形品および金型アセンブリの既存のプロセス設定は削除できます。この操作を実行すると、充填解析や収縮解析など、既存のプロセス設定に依存する解析結果が無効になります。

  1. Mold Design ブラウザで、削除する[プロセス設定]ノードを右クリックします。[プロセス設定]ノードは、金型アセンブリまたは個別の成形品の下にあります。
  2. 右クリック メニューで[削除]をクリックします。警告ダイアログ ボックスが表示されます。警告ダイアログ ボックスで[はい]をクリックすると、選択したプロセス設定が削除されます。成形品充填金型充填成形品収縮金型収縮などの他の解析結果は、最新でない解析結果としてマークされます。

モールディング ウィンドウ解析サマリーの結果を表示する

モールディング ウィンドウ解析サマリーには、指定した成形条件で許容可能な成形品を生成するための推奨プロセス設定が表示されます。

  1. Mold Design ブラウザの[モールディング ウィンドウ解析]結果ノードで、[概要]をダブルクリックします。
  2. [概要]ダイアログ ボックスの[モールディング ウィンドウ]タブで、推奨プロセス設定を表示します。
  3. [OK]をクリックして、推奨値を受け入れます。

モールディング ウィンドウ解析結果を削除する

モールディング ウィンドウ解析結果は削除できます。この場合、他の解析結果に影響は生じません。

  1. Mold Design ブラウザで、削除する[モールディング ウィンドウ解析]ノードを右クリックします。
  2. 右クリック メニューで[削除]をクリックします。プロセス設定は引き続き有効で、[プロセス設定]ノードからアクセスできるため、この操作によって他の結果が無効になることはありません。