アセンブリの駆動関係

右クリック メニューの[駆動]を使用して、一連のステップ順に関係を駆動して機械的な動作をシミュレーションします。[駆動]コマンドは 1 つの関係またはジョイントにのみ使用できますが、[計算式]を使用して別の関係を駆動し、ジョイントまたは拘束間の関係を代数的に関連付けることができます。

はじめに、ジョイントまたは拘束を使用して 2 つのコンポーネントを組み立てます。

  1. ブラウザで、関係を右クリックし、[駆動]を選択します。[駆動]ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. [開始]に開始値を入力します。既定値は、拘束に対して定義してある角度またはオフセットです。
  3. [終了]に終了値を入力します。既定は、[開始]の値に 10 を加えた値です。
  4. [ポーズ遅延]では、ステップ間の時間を設定します。既定値を調整して動作を速くしたり遅くします。
  5. [詳細]をクリックして次のようにオプションを設定します。
    • 必要に応じ、[アダプティブ駆動]にチェックマークを付けて、関係が失われることなくコンポーネントがアダプティブになるようにします。
    • [衝突検出]チェック ボックスをオンにして、干渉を確認します。
    • [合計値]または[総ステップ数]を指定して、ステップ間の増分を設定します。値を入力するか矢印をクリックして、[計測]または最近使用された値を選択します。
    • シーケンスの繰り返し、すなわちサイクルを設定します。[開始/終了]は、進んで元に戻ります。[開始/終了/開始]は、設定したサイクルの回数だけ進んで戻ります。各動作が 1 つのサイクルとしてみなされます。たとえば、コンポーネントの 1 回の移動に対して、サイクルを 1 つ設定します。外へ、内へ、もう一度外へ、という動きは 3 サイクルになります。値を入力すれば、一連のステップを何度でも実行できます。
  6. [順方向]をクリックして一連のステップを開始するか、[ステップ再生]をクリックして一連のステップを一度に 1 ステップだけ実行します。

    一連のステップを開始した後、[停止]をクリックしたり、[順方向]か[逆方向]、[ステップ再生]か[逆ステップ再生]、または[[開始]へジャンプ]か[[終了]へジャンプ]をクリックします。

関係の駆動方法の操作例表示

ヒント: 一連の駆動を記録するには、[詳細]をクリックして[AVI レート]を設定します。次に[記録]をクリックします。拡張子を付けてファイル名を入力し、[名前を付けて保存]ダイアログ ボックスの[保存]をクリックします。.wmv ファイルの場合は、[WMV エクスポート プロパティ]ダイアログ ボックスのエクスポート オプションを設定し、[OK]をクリックします。.avi ファイルの場合は、[ビデオの圧縮]ダイアログ ボックスのエクスポート オプションを設定し、[OK]をクリックします。記録を作成するには、[拘束駆動]ダイアログ ボックスで、[再生]をクリックします。