溶接ブラウザのリファレンス

溶接ブラウザでは、アセンブリ フィーチャおよび溶接フィーチャが階層構造で編成されています。モデリング ビューまたはアセンブリ ビューでの表示内容の並べ替え、コンポーネントの表示/非表示、フィーチャのロール バックの有効化、フィーチャとフィーチャを作成および編集するためのコマンドへのアクセスのコントロール、右クリック メニューからの各種操作を実行を行うことができます。

アクセス:

アセンブリ溶接ファイルが開かれており、かつアクティブな場合に使用できます。コンポーネントの表示/非表示を切り替えるには、リボンで [表示]タブ [ウィンドウ]パネル [ユーザ インタフェース] [ブラウザ]の順にクリックします。

溶接フィーチャ グループ

3 つの溶接グループは、溶接を作成する場合のシーケンスを表します。各溶接グループには、そのグループ内で作成された順にアセンブリ フィーチャが一覧表示されます。ダブルクリックしてグループをアクティブにし、そのグループ内のフィーチャに対してタスクを実行します。

	[準備]: 材料の除去に使われているアセンブリ フィーチャ（面取り、押し出しによるカット、穴)を表示して溶接するためのモデルを準備します。
	[溶接]: 実際の溶接を表すアセンブリ フィーチャを表示します。アセンブリの溶接ビード フィーチャは、ビード線、すみ肉溶接、または開先溶接が可能で、溶接フィーチャ グループにのみ含めることができます。 Beads フォルダは、溶接フィーチャ グループにあります。このフォルダには、使用済みおよび未使用の溶接ビード フィーチャがすべて含まれます。すべてのビード、使用済みのビードのみ、未使用のビードのみ、のいずれかの条件に従ってビードを並べ替えるには、右クリックしてオプションを選択します。
	[機械加工]: 溶接後の機械加工と仕上げ加工を表すアセンブリ フィーチャを表示します。機械加工において有効なアセンブリ フィーチャには、面取り、押し出しによるカット、穴などがあります。

ブラウザ フィルタ

	ブラウザのツールバー上にあります。[アセンブリ ビュー]、[モデリング ビュー]のいずれを選択した場合も、フィルタを使用することにより、必要な情報のみをブラウザに表示できます。クリックしてフィルタを選択します。
	[作業フィーチャを非表示]: すべての原点とグローバルな作業フィーチャの表示/非表示を変更します。フィーチャ レベルの作業フィーチャは、フィーチャが展開されたときに表示されます。 [子のみを表示]: すべての親レベルのアセンブリの表示/非表示を変更します。このオプションは、パーツ環境がアクティブなとき(パーツをインプレイスで編集または作成するとき)は使用できません。 [ノートを非表示]: 注記の表示/非表示を切り替えます。 [警告を非表示]: ブラウザ内で拘束にアタッチされている警告記号の表示/非表示を切り替えます。フィーチャは非表示にはなりません。 [ドキュメントを非表示]: 挿入されたドキュメントの表示/非表示を切り替えます。

リプレゼンテーション

ブラウザのツールバー上にあります。最近作成されたデザイン ビュー リプレゼンテーションを一覧表示します。クリックすると、リプレゼンテーションを定義するか取得することができます。

ブラウザ ビュー

ブラウザのツールバー上にあります。ブラウザのビュー メニューから[アセンブリ ビュー]または[モデリング ビュー]を選択し、ブラウザ構成の基本設定を設定します。
アセンブリ	[アセンブリ ビュー]では、アセンブリ拘束の記号は、拘束の対象である両方のコンポーネントの下位にネストされます。パーツ フィーチャは非表示になります。
モデリング	[モデリング ビュー]では、アセンブリ拘束の記号は、ブラウザ ツリーの最上部にある単一のフォルダに表示されます。パーツ フィーチャは、パーツ ファイルのパーツ フィーチャと同じようにパーツの中にネストされます。

右クリック メニューのオプション

右クリック メニュー(右クリックで表示)では、ブラウザで選択したコンポーネント、フィーチャ、または拘束に対して行う操作を選択します。ブラウザの環境設定と、選択されたコンポーネント、フィーチャ、または拘束により、使用できるオプションが異なります。

グラフィックス ウィンドウで、コンポーネント、フィーチャ、または拘束を右クリックすると、同じ右クリック メニュー オプションに加えて、表示オプションを使用できます。