この方法は最終的に、Autodesk Inventor のパフォーマンスの改善につながります。
この方法は、プロジェクト全体を一度に選択してマイグレーションするよりも時間がかかります。ただし、より効率的です。各パーツおよびサブアセンブリが 1 つずつメモリにロードされた後、これらの項目に対するメモリが解放されます。ファイルをマイグレーションしないで開くため、アセンブリ モデルを開く時間が短縮されます。
[Autodesk] [
Autodesk Inventor [バージョン]]
[ツール]
[タスク スケジューラ]の順にクリックします。
[ファイルをマイグレーション]の順に選択します。 Vault プロジェクトがアクティブな場合、ファイルは Vault からマイグレーションされます。Vault 以外のプロジェクトがアクティブな場合、ファイルはローカル ハード ドライブからマイグレーションされます。
サブフォルダを含めるには、[繰返し]列をクリックしてチェックマークを付けます。[ファイル名]列では、下矢印をクリックしてフォルダ内のマイグレーションするファイル タイプを指定します。
または
これが現在のセッションで作成する最初のタスクである場合は、[認証]ダイアログ ボックスが表示されます。Microsoft Windows のログイン名とパスワードを入力します。
タスクがタスク リストに表示されます。[Autodesk Inventor タスク スケジューラ]ウィンドウを閉じます。タスクはスケジュールに従って実行されます。
ログ ファイルには、マイグレーションの成否と検出された問題が記録されます。
メイン アセンブリのみをマイグレーションすると、反復するパーツやパターン化されたアセンブリを含めて、すべてのパーツとサブアセンブリが個別にメモリにロードされます。大きなアセンブリでこの方法を実行すると、メモリ不足や安定性の問題が発生する可能性があります。Windows の 32 ビット版オペレーティング システムは、各 CPU プロセスに割り当てられる最大メモリは 2 GB です。この 2 GB 制限は RAM やページ ファイルにも影響を及ぼす可能性があります。コンポーネント パターンがある大きなアセンブリは、重大な問題を引き起こす可能性があります。