セット取り金型機能を使用すると、1 つのモールド ベースで複数のプラスチック成形品の金型設計を作成することができます。
セット取り金型は多数個取り射出成形金型で、各キャビティが完成品のコンポーネント成形品を形成します。各プラスチック成形品に対して、個別のコアやキャビティ、個別のインサートを作成することができます。
セット取り金型の作成を成功させる鍵はバランスです。プラスチック成形品は、形状、体積、流動長が一致している必要があります。
Moldflow 解析ツールにより、バランスの問題を解決し、高精度な寸法、サイクルの迅速化、不良品の低減、効率の改善、製造コストの削減を実現することができます。
複数のプラスチック成形品を配置する方法は、次のとおりです。
プラスチック成形品やコア/キャビティを配置すると、Mold Design ブラウザにプラスチック成形品ノードが表示されます。
Mold Design ブラウザでは、プラスチック成形品を削除することができます。すべてのプラスチック成形品を削除すると、[Mold Design]のコンポーネントがすべて削除されます。
[位置を調整]コマンドを使用し、次の方法のいずれかで成形品の位置を指定します。
プラスチック成形品をアクティブにする方法は、次のとおりです。
コア/キャビティ設計環境を終了するには、[コア/キャビティ]タブの[コア/キャビティを終了]をクリックします。
すべての Mold Design コマンドは、次の 3 つのタブに並べられています。
[金型レイアウト]タブと[金型アセンブリ]タブには、Mold Design 環境で設計を作成するために使用するコマンドが含まれています。
次のコマンドは、単一の成形品に対してのみ機能します。
ダイアログ ボックスでは、これらのコマンドごとに[プラスチック成形品]選択ボタンがあります。